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モブ恋 レビュー

モブ恋/志村一矢

モブ恋/志村一矢


電撃文庫より8月の新刊「モブ恋」のレビューです。

基本情報
モブ恋
作者 志村一矢
イラスト ぎん太
ジャンル 学園、ラブコメ


あらすじ
俺の周囲には、ギャルゲ時空が存在する。
幼馴染の同級生、才色兼備の委員長、美人で巨乳(しかも超能力者)の先輩など、魅力的な女子たちが、一人の男子を中心にそれぞれのストーリーを展開している。
しかし、残念なことに、このギャルゲ時空の中心点・発生源は俺ではない。
それは俺の親友、渡会秋兎。
俺は「主人公の男友達」ポジションで、所詮は物語の脇役にすぎない。
そしてここに、秋兎に想いを寄せる、実に地味な少女がいることを俺は知り…。
これは、モブキャラな俺たちが下剋上を目指す、恋愛戦略ドラマなのだ。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8


感想
「竜と勇者と可愛げのない私(☆8)」の作者イラストコンビで送られる学園ラブコメ。
イケてるはずなのになぜかモテない主人公が、モブクラスの存在感しかないヒロインをラブコメ空間のヒロインに仕立て上げるという内容。
主人公の友達がギャルゲー的主人公であり、そこに女の子が寄ってくるという、一種のギャルゲーメタな設定である。
ちょっと発想は違うが雰囲気は「乙女ゲーの攻略対象になりました…。(☆8.5)」なんかと似ているかもしれない。
さて、ファンタジー系の長期シリーズも連載していた作者がいきなり学園ラブコメに転向してきたわけだが、流石はベテランといったところでしょうか。
地味なヒロインを自然に応援したくなるような細かい描写に気を配っているのが手に取るようにわかる。
こういう作品はえてして設定が先行しがちでキャラの内面を上手く描けないということが往々にしてあるのだが、そこはベテラン、そつがない。
そして最大の障壁になるであろう幼馴染もなかなかに可愛く描けている。

さて、1巻では主人公の告白、そしてモブ子の告白まで描いてお互いフラれて終了。
2巻以降はどうなるのかと気になるには気になるのだが、こっから先非常にグダりそうな気配が。
竜と勇者と~でも、1巻が終わった時点でおつかいゲーになる気配が漂っていた。
なんというかスロースターターというにはちょっと違うのだが、先が長そうで連載を追う気にはちょっとなれないかな。
面白いかどうかと次を買いたいかどうかってのは微妙に違う。
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叛逆のドレッドノート レビュー

叛逆のドレッドノート/岩田洋季

叛逆のドレッドノート/岩田洋季


電撃文庫より6月の新刊「叛逆のドレッドノート」のレビューです。

基本情報
作者 岩田洋季
イラスト 白もち桜
ジャンル 学園、異能、ドタバタラブコメ


あらすじ
日本の沖合から遠く離れた≪学園≫。
そこでは、"煉気"と呼ばれる異能力をもった子供たちが集められていた。
この学園に入学することになった岩代零が、真紅のドレスを身に纏う学園の超問題児・新宮百華に触れた瞬間、[共振錯覚]によってお互いの思念が映像として流れ込み、恥ずかしい秘密を共有することに。
傍若無人な百華に振り回される毎日の中で、少しずつ心を通わせていく二人。
そして、零は学園の真実と襲来する"蛇"の謎、さらには百華が≪叛逆少女≫と呼ばれる秘密に迫っていく――。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8


感想
共振錯覚と呼ばれる現象によってお互いの秘密を共有してしまった主人公たちの異能ラブコメ。
「護くんに女神の祝福を!(☆8)」「花×華(☆7.5)」の岩田洋季による新作で、やはりベテランなのでそつがない。
まず脳内にお互いの秘密が流れる異能設定だが、これ自体はありがちな設定かもしれないがその描写が読者にしっかり伝わってくるから主人公たちがちゃんと恥ずかしがっている様子が手にとってわかる。
それだけのことなんだけど、それができない作者の多いこと。
またキャラメイクも花×華に続いて可愛いキャラが多くこちらもさすがはベテラン。
一方で、護くん~の時も思ったのだが、若干異能関係が弱いというか世界観に引き込まれないところもある。
あと個人的に生徒会長がちょっと琴線に触れなかったのが惜しい。
ちょっとエッチな生徒会長は好きです。でもあの誘惑のしかたはちょっとなしかなあ。
1巻では変にストーリーがシリアスにはならなかったので今後もこの軽さを維持してくれるなら続きを読みたい。

ロウきゅーぶ! 14 感想

ロウきゅーぶ! 14巻

ロウきゅーぶ! 14巻


電撃文庫より「ロウきゅーぶ! 14」の感想です。

基本情報
ロウきゅーぶ!
作者 蒼山サグ
イラスト てぃんくる
ジャンル 学園、スポーツ、部活モノ、ドタバタラブコメ
既刊13巻完結+1巻


あらすじ
クリスマス直前。
昴に振ってきたのは、養護教諭・冬子とのお見合い騒動だった。
慧心女バスメンバーと一緒に冬子の実家の温泉旅館に向かう昴だったのだが── 

「ふぁう、昴さんのお顔がすぐそばまで」
「ど、どうして、キ、キスしようと……」
「うへへ、ぽよぽよであったいですなー」
「おー、ひなもおよめさんごっこしたい」
「はぅ、服を着てないと風が冷たくて…」

 はたして昴の運命やいかに!? 
美星からのクエスト、胸騒ぎの体育祭、慧心学園&七芝高校の文化祭など、5人の魅力がいっぱい詰まった短編集!


感想
爽やかロリコンスポコメディの14巻。
書き下ろし含む短編集ということで今回はバスケはほぼなし。
やっぱりこの作品はバスケやらないとパワーが足りない。
ロウきゅーぶの短編集の何がいやって、露骨なエロが挿入されるのがだよ。
この作品に求めるのは小学生女子がパンツ見せたり裸見せたりするんじゃない。
小学生女子が汗と涙を流してボールを追いかける姿なのだ。
アニメ化が終わってから短編集だけでなく本筋でも露骨にロリっぽさを出してきていたが、今回は短編集ってことでサービスシーン満載。
でも違う、そうじゃないんだ。
さらに追い打ちをかけるのがイラストのがっかりさである。
こんながっかりな挿絵を入れるならエロシーンはばっさりカットでいいと思えるほど残念。
すでに殿堂入りしているこの作品であるが、この巻だけで見るといまいち面白くなかった。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 10
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 10

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

僕と彼女のゲーム戦争 6 感想

僕と彼女のゲーム戦争 6 (電撃文庫)/師走トオル/〔著〕(文庫)

僕と彼女のゲーム戦争 6 (電撃文庫)/師走トオル/〔著〕(文庫)


電撃文庫より「僕と彼女のゲーム戦争 6」の感想です。

基本情報
僕と彼女のゲーム戦争
作者 師走トオル
イラスト 八宝備仁
ジャンル ゲーム、部活モノ


あらすじ
1泊2日のゲーム合宿である「学校対抗戦」に参加した現代遊戯部の面々。
岸嶺以外はみんな女子という状況で、初日の個人戦の日程を終了する。
その夜、岸嶺は持っていた写真を巡って、天道とぎくしゃくしてしまう。 
そして合宿2日目。チーム戦でゲームをプレイをする中、天道は昨夜のことが気になりゲームプレイに精彩を欠いてしまう。
いつもと様子の違う天道を気に掛ける杉鹿は、ゲーム中にチャットを用いて天道に話し掛け、状況を打開しようとするのだが……。


感想
ゲームの世界にトランスする主人公のゲーム系部活モノの6巻。
今回は前回に引き続きゲーム合宿ということで、女の子たちに囲まれながらゲームをプレイ。
ぷよぷよやみんゴルといった個人戦だった前巻とは違い、チーム戦なので主人公たちのチームワークのよさが活きる巻であった。

今回取り扱ったゲームは「ゴーストリコン」「シヴィライゼーション」「アサシンクリード」であったが、ゴーストリコンとアサシンクリードはいつものシューティングゲームの流れだったので特筆することはなかった。
だが、シヴィライゼーションはこのシリーズ初めての戦略シミュレーションで、あとがきにもあったように作者のお気に入りのゲームでもあったため、熱の入りようが違った。
もともと自分は外国製のボードゲームが好きで、シヴィライゼーションみたいに他人と交渉して最終的な勝ちを見出していくマルチプレイなゲームに興味があるので、このパートは非常にワクワクした。
ラスト数ターンで戦争が勃発し、優良な土地を抑えているチームを残り2チームが追いかける展開となったところからの盛り上がりがいい。
これぞ交渉型マルチゲームの醍醐味。
最後はトップのチームプレイヤーが遅延行為で逃げ切るという結末になったけど、これって別に批判されることでもないんだよねえ。
サッカーだってバスケだって最後の数分のボール回しをするし。
勝つ条件を全て把握した上で勝利に向かって最良の選択をするというのは悪くない。
もちろん仲間内の練習でそんなことをやったら空気読めになるけど、今回は各チームのメンツがかかってるからね。
主人公チームもこれから時間の駆け引きが求められるゲームに当たることもないとは言えないからいい経験になったのではないだろうか。
そういう面を含めて、主人公チームは連載当初から結構成長しているなあと感じた。

今回はゲーム面だけではなく、恋愛方面に関しても一歩踏み込んだ話となった。
「性的な対象で見ている」発言を受けた天堂が主人公を避けるようになったのに対し、相談を持ちかけられた杉鹿はドーンとアプローチ。
今回の杉鹿はすごく男前だった。
そんでもってツンデレ成分も補給できて大満足。
今まで天堂派だったけどこれは傾かざるを得ない。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

シノシノ レビュー

シノシノ/麻宮楓

シノシノ/麻宮楓


電撃文庫より11月の新刊「シノシノ」のレビューです。

基本情報
シノシノ
作者 麻宮楓
イラスト 白森りせ
ジャンル TS

あらすじ
「忍には『篠宮詩乃』として、その子に会ってもらいたいんだ」

―生まれついてのトラブルメーカー。
それが篠宮忍の双子の妹・詩乃である。
中学を卒業するまでの十五年間、様々なトラブルと共に歩んできた詩乃。その一番の被害者が、兄の忍だった。
そして今回詩乃からお願いされたのは、インターネットで知り合った同い年の女の子・沢渡カレンと、卒業旅行で無理という詩乃のフリ(女装)をして会うことなのだが…。
バレないようにするだけでなく、女の子らしいカレンに徐々に惹かれてしまった上に、カレンは自分のことを詩乃だと思い込んでいるわけで―。
トラブル連続ほのぼのツインラブコメ!


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5


感想
「リリスにおまかせ!(☆8)」「まじ×どら(☆7)」の麻宮楓による入れ替わりTSコメディ。
上記2シリーズはファンタジー設定が入っていたが、正直この作者のバトル描写は下手くそなので、この作品はファンタジー設定がないことで無駄なバトル描写が入らず、非常に軽く読むことができる。
読了までおそらく1時間とかかっていないだろう。
あっさりと読めるTS作品としては悪くない。

あっさり読めるのでイベントも割かし想定内に進行する。
が、最後の展開はちょっと意外だった。
まさかヒロイン側も入れ替わりが起きていたなんて。伏線あったかなあと思ったので読み返してみたい。

TSコメディとしてはそれなりに読みやすく完結しているのだが、ことの発端である妹が非常にうざいキャラクターで、はっきりいってこいつがノイズだったので作品全体の印象はそこまでよくない。
典型的なトラブルメーカータイプのキャラなのだが、あらゆる言動がうざい。
トラブルメーカーだからうざいのは当然なのだが、他のトラブルメーカーと比べて度が過ぎている。
最初のシーンで主人公を脅すわけだが、脅しに使ったものが主人公が保管しているゲーム。
希少価値があるもの、しかも落し物ではなく主人公がきっちり保管しているものをくすね取って脅しに使うっていうのは禁じ手。
脅すならあくまで主人公の落ち度を徹底的に突かないと、読者に不快感を与えるだけになってしまう。

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

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