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未来/珈琲 レビュー

未来/珈琲彼女の恋。/千歳綾

未来/珈琲彼女の恋。/千歳綾


GA文庫より8月の新刊「未来/珈琲」のレビューです。

基本情報
未来/珈琲
作者 千歳綾
イラスト アマガイタロー
ジャンル 時間モノ、ホームドラマ


あらすじ
「―私のことをいやらしい目で見ましたね、父さん?」
ある日、高校生の湊遼太郎が家に帰ると、そこには全く知らない娘の姿があった。
雪音と名乗る少女(胸ナシ)は、未来から来た遼太郎の娘だという。
しかもある日、娘はふたりに増えていたのだった(こっちは巨乳!)!
プラチナブロンドで儚げな彼女・阿梨亜と遼太郎の関係が深まるのを邪魔してくる雪音。
雪音はなぜふたりを邪魔してくるのか。
ふたりは未来からどうやって飛んで来たのか。
謎に異能に家族の絆も相俟って、物語は息もつかせぬ展開へ…!?
ちょっと不思議で温かい、第6回GA文庫大賞奨励賞受賞作。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8


感想
1回だけ時間移動できる異能を持った少年の元へ、同じく時間移動で過去へ来た主人公の娘がやってくるホームドラマ。
序盤は正直娘が何をやりたいのかいまいちつかめず、ストーリーが完全に滑っていた感がある。
というのも、主人公と幼なじみのイチャラブがすでに完成されており、娘の目的がその妨害だとしてもエンターテイメントとしてやり方がよくなく、ちょっと見てられなかった。
それでも後半からは時間モノの悲惨さが出るいい構成であった。
娘たちが時間移動してきた理由が明らかにになり、主人公がディストピアを避けるために必死にあがく姿はやっぱり面白い。
物語も最終盤、主人公と娘の別れ際のシーンでもはっきりと言いたいことを言えたのは好印象。
それまでこいつヘタレなんじゃないかなと思っていただけに意外だった。

ホームドラマとしてみればそれなりに完成されていたのだが、ギャグ方面が情けないのと、無駄につけた続編をにおわせるオチが残念。
途中で入ってくるパロディはストーリーから浮いているし、最後のオチはBTTFのモロパクリ。
こういうところで完成度を下げるのちょっといただけないかな。
特にパロディは有名なセリフやシーンを入れておけばいい、というものではない。
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俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 7 感想

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 7/裕時悠示

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 7/裕時悠示


GA文庫より「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 7」の感想です。

基本情報
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる
作者 裕時悠示
イラスト るろお
ジャンル 学園、ラブコメ、部活モノ
既刊7巻続刊+短編集1巻


あらすじ
ヒメに偽恋人の件がバレて以降、「自演乙」に様々な変化があった。
学年トップの座を奪われ、復活を期す鋭太。そんな鋭太のため料理を覚える千和。
中2病の暴走も収まり、一皮向けたヒメ。恋愛脳が絶好調、ひとり大勝利する愛衣。
そして鋭太に別れを告げた真涼は、学校を欠席して―。
真涼不在のまま学園祭の季節がやってきた。どうなる「自演乙」!

「真涼、本当にそれでいいのか!?」
「去り際は潔く、よ」

裕時悠示×るろおが贈る、甘修羅らぶ×らぶコメディ第7弾!


感想
俺修羅、約1年ぶりの新刊。
前巻でフェイクであることがバレた主人公と真涼は結局フェイク関係を解消し、真涼は海外へ逃亡。
このまま自演乙も解散の流れになると思った…が、文化祭の途中で戻ってきて部員全員に主人公と別れたことを告げ、部活は存続することを伝える。
さて、ここまでは普通の流れなんだが、今度は真涼が「露骨に」千和をサポートする、というかひいきするという方向性に走って非常に気持ち悪い。
そしてその魂胆が、主人公に構ってもらいたいという構ってちゃん思考がだだ漏れで見ていて不快感が漂う。
春秋冬が順調にヒロインレースをやっているのに、夏だけスタート地点から逆走しているようにしか見えない。
もともと真涼にはキャラとしての魅力がなく、主人公と付き合っているという点だけがアドバンテージだったので、それが解消されちゃったらただのクズになるのは確定的に明らか。
読メではかなり人気のキャラなんだが、自分には真涼の魅力がこれっぽっちも理解できない…。
「まよチキ!(☆7.5)」の涼月奏といろいろ被るんだよね。嫌な点も含めて。
彼女一人のせいで話がぶち壊されているような気がして、そろそろこの作品にも見切りをつけようかなと考え始めてきている。



評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

最弱無敗の神装機竜 レビュー

最弱無敗の神装機竜(バハムート)/明月千里

最弱無敗の神装機竜(バハムート)/明月千里


GA文庫より8月の新刊「最弱無敗の神装機竜」のレビューです。

基本情報
最弱無敗の神装機竜
作者 明月千里
イラスト 春日歩
ジャンル 学園、ロボ、ハーレムラブコメ、バトル


あらすじ
五年前、革命によって滅ぼされた帝国の王子・ルクスは、誤って乱入してしまった女子寮の浴場で、新王国の姫・リーズシャルテと出会う。

「…いつまでわたしの裸を見ている気だ、この痴れ者があぁぁっ!」

遺跡から発掘された、古代兵器・装甲機竜。
かつて、最強の機竜使いと呼ばれたルクスは、一切の攻撃をしない機竜使いとして『無敗の最弱』と、今は呼ばれていた。
リーズシャルテに挑まれた決闘の末、ルクスは何故か、機竜使い育成のための女学園に入学することに…!?
王立士官学園の貴族子女たちに囲まれた、没落王子の物語が始まる。王道と覇道が交錯する、“最強”の学園ファンタジーバトル、開幕!



評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5


感想
学園メカバトルモノは最近増加しつつある。
例えば「学戦都市アスタリスク(☆7.5)」、例えば「ハンドレッド(☆7.5)」。
このジャンルの読者は一定数以上いるので需要を読みやすく、時流に乗ればアニメ化までいける可能性があるだろう。

その対抗馬として登場したこの作品だが…う~ん。普通。
お風呂から始まるハプニングは当たり前。
主人公の能力を測るためにバトルをやるのもお約束。
ストーリーはよくある。ということはキャラやギャグ、世界観の構築で見せ場を作れれば印象に残る。

だけどキャラクターがそれほど印象に残らず、ギャグパートはみんな色ボケしているのか発情しているのかわからないがただのハーレムもどきになっているため盛り上がらず。
個人的に一番期待していたメインヒロインであろう金髪お嬢様。
このキャラが光っていたらもっとよかったのだが、どうもあまり萌えなかった。
お嬢様で成績優秀で機械ジャンキーで隊長で…いろいろな属性を盛りすぎたせいでひとつひとつがブレブレになっているのが原因かもしれない。
あと、ツン期からデレに移行するのが早すぎる。
もはやお風呂イベントすら意味をなさないデレの早さに驚きだよ。

ストーリー方面では主人公が元王子だったりヒロインが王女だったりでなんとか差別化を測ろうと頑張っている姿は見てとれる。
しかしながらお嬢様のキャラがあまりよくなかったので言葉が響いてこず。
主人公も結局よくある無双パターンでがっかり。なら最初から無双しとけと思ってしまうのは自分だけだろうか。
俺TUEEが嫌いなわけではないが、俺TUEEって見せ方を間違えると一気に興ざめする要素になってしまう。

先述の「アスタリスク」はイベントの数々が主人公の御膳立てにしか見えず、「ハンドレッド」はイベントがまんま「IS(☆9)」であった。
この作品は主人公まわりのキャラクターがちょっと微妙かな。
「IS」ももし仮に今初めて読んだなら、☆7.5くらいをつけるかもしれない。
しかしパイオニアというのはいつも特別視され、フォロワーは比較される。コロンブスの卵。
何か光るものがないと後追い作品を追っていくのは辛い。

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

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