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雀 レビュー

雀 肌上の猛牌/櫂末高彰

雀 肌上の猛牌/櫂末高彰


スーパーダッシュ文庫より7月の新刊「雀」のレビューです。

基本情報

作者 櫂末高彰
イラスト 一葉モカ
ジャンル 学園、麻雀、TS


あらすじ
女の子に間違われがちな主人公・雀(♂)はなぜか拉致られ、脱衣麻雀対決に巻き込まれて…!?
男らしさを求める雀は、麻雀初心者の巨乳美少女・喚子とともに最強軍団「生徒会」に挑む!!
ふざけてるけど実は本格派!麻雀ラノベ一丁和了り!!


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5


感想
麻雀の成績で全てが決まる学校で、主人公が女装しながら麻雀をするTS麻雀コメディ。
「学校の階段(☆8)」の作者で麻雀モノとなれば買わないわけにはいかない。
脱衣麻雀ではあるが一昔前の「1回あがったら1枚脱ぐ」のではなく、衣類ごとに点数をつけて失点に応じてキャラが脱ぐという発想はなかなか面白い。
しかし残念ながらその面白い発想が活かせていなかった。
というのもどの試合も点数の移動が大味で、1枚1枚脱がしていく、1枚1枚脱げてしまうという緊張感がなかった。
主人公が徐々に点数を失っていき、身バレする危険性を案じてドキドキするとか、対戦相手の女の子が脱いでいく姿に股間が熱くなっちゃうとか。
TSと非常に相性のいいこの設定を活かす方法はいくらでもあったのだが、場の進行を優先するあまりこちらの描写が全くといっていいほどなく、もったいない。
そして最後のバトルの展開も、素人が書いたような逆転劇。本当に自分でも書けそうだなと思ってしまった。
ドラ爆弾って基本的にタブーなんだよね。
しかも例えばここぞというときにドラが乗りやすいとかそんな描写があるならともかく平凡な主人公がいきなりその局面だけドラに恵まれるとかご都合主義もいいところ。
某麻雀漫画みたいなオカルト能力を持った女の子たちだったらまだ許されたのかもしれない。
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宅配コンバット学園 感想

スーパーダッシュ文庫より「宅配コンバット学園」の感想です。

基本情報
宅配コンバット学園
作者 軽井沢洋一
イラスト 大田優一
ジャンル コンバット、コメディ


あらすじ
退屈な日常を生きる主人公・天童春菜ら7人の高校生たち。
突如、政府の“実験”として彼らが過去の戦場に送り込まれることになった。
平和ボケが抜けない仲間たちに苛立ちながらも、生きる意味を考える春菜。
死と隣り合わせの中、唯一、許された希望は、彼らが“欲しい”と念じたものを届けてくれる“宅配便”だった…!!


感想
高校生たちが夏休みに特殊部隊に体験入隊するコンバットコメディ。
すごい。すごすぎる。
この作品の噂は以前から聞いていたのだが、実際購入して読むまでは半信半疑、いや9信1疑くらいだった。
だけど先人たちの屍の山は嘘ではなかった。
およそ現代のラノベとは思えない、まったく洗練されていないギャグに隙しかないストーリー構成。
すべてに突っ込みを入れていたらキリがないので読メの感想欄に譲っておくことにする。
とりあえずポイントだけピックアップしておくと、まずキャラクターの区別ができないほどにバックボーンが薄すぎる。
どうでもいいネタ(食べ物など)にはやけに具体的に描写している割にはこちらに提示してほしい情報が全く提示されていない。
後半で唐突に挿入されるSF設定に、今までの訓練が無駄としか思えないトンデモ銃の登場。
100万というおよそ大金とは思えない金額で命を張る主人公たち。
極めつけはなんのためにあるのかわからない夢オチ。
結局、作者が読者に何を伝えたかったのかも、何をしたかったかもわからず、それでいて面白くもなんともないというトリプルクラウン。
これを読み切ったことがこれからの読書人生にとってプラスかマイナスかと言われれば絶対にプラスになるだろう。反面教師的な意味で。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆ 5
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
.ストーリー:☆☆☆☆ 4

.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
..総合評価:☆☆☆☆☆ 5
オススメ度:☆☆☆☆ 4

おねがい、勇者についてきて? はい/YES レビュー

おねがい、勇者(わたし)についてきて?はい/YES/番棚葵

おねがい、勇者(わたし)についてきて?はい/YES/番棚葵


スーパーダッシュ文庫より3月の新刊「おねがい、勇者についてきて? はい/YES」のレビューです。

基本情報
おねがい、勇者についてきて? はい/YES
作者 番棚葵
イラスト 日向あずり
ジャンル ファンタジー、ドタバタラブコメ


あらすじ
飛鷹祐司の幼なじみである神塚茶亜羅は人とは少しズレている。
祐司を含めた他人の世話をもの凄く焼きたがるのだ。
そんな茶亜羅が賢者の導きによって女性しかいない異世界に『勇者』として召喚されてしまう。
祐司も無理矢理付いてこさせられたが、あくまでもオマケ扱いだった。
召喚主の王女フィーネや魔術師のレイアを加え世界の『お世話』をするため、世話焼き勇者とそのオマケの冒険が始まる!


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5



感想
「生徒会ばーさす!(☆10+)」の番棚先生、1年4カ月ぶりのラノベ新作。
今回はファンタジー!でもいつもの番棚節は健在。
例によって鈍感な主人公、ほかのヒロインといちゃいちゃしているところにジェラってる幼馴染メインヒロイン、そしてどこかズレた敵と繰り広げるバカバカしいバトル。
そして何より前作「神をしめなわっ!(☆7.5)」と違うのはイラストのクオリティ。
目の焦点が合ってない、横顔が崩れる、まな板に風船をつけたおっぱいの水沢クオリティと違って、今回は絵師の名前をググってみたときから期待していた通りの柔らかいタッチのかわいらしいイラスト。
それがヒロインの性格と非常によくマッチしていた。
スーパーダッシュもいい絵師を拾ってきたなあと珍しく感心。
関節外しの流れが多くて若干くどいと思ったところは否めないのだが、ほんわかヒロインがジェラってるところやズレた掛け合いは見ていて面白く、最後のインパクトも相まって笑える1冊となった。
なんか内容的にはこれ1冊で完結と言われてもおかしくないが、せっかくいい絵師とも巡り合えたので続きが出て欲しいところではある。

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

一緒に革命しませんか? 感想

一緒に革命しませんか? 僕らのバラ色の出撃/淺沼広太

一緒に革命しませんか? 僕らのバラ色の出撃/淺沼広太


スーパーダッシュ文庫より「一緒に革命しませんか?」の感想です。

基本情報
一緒に革命しませんか?
作者 淺沼広太
イラスト 宮坂みゆ
ジャンル 学園、バトル、ドタバタラブコメ
既刊3巻完結


あらすじ
選ばれし者が集う渡良瀬学園に抽選で入学してしまった佐藤大輝は、「トリプルスター」「コモン」「アンコモン」という階級が存在し、さらに『カップルかどうか』で人の価値が決まってしまう学園の制度に違和感を覚え、入学3日目にして事件を起こしてしまう。
そのピンチを救ったのは「スカーレット」と呼ばれる美女・翔子だった。
彼女は反生徒会を掲げて革命を目論む地下組織「紅のスバル」の首謀者だったのだ!
大輝は自由のために戦うという翔子に惹かれるのだが…!?
常識を覆すアンチ(?)ラブコメディ、開幕。


感想
カーストが存在する学校に転入してきた主人公が学校のシステムに疑問を抱き反旗を翻すバトルコメディ。
作者は最近お気に入りの淺沼広太で、「オトメな文具。(☆9.5)」「天使の飼い方・しつけ方(☆8)」「俺は彼女の狗になる!(☆8)」と読んできている。
そしてイラストは「生徒会ばーさす!(☆10+)」の絵師である宮坂先生。
この作者の持ち味といえばこだわりのあるエロシーンと登場キャラクターの魅力である。
だけどエロシーンは他の作者でも書けそうなラノベにありがちの普通なエロしかなく、キャラクター方面は主人公が魅力に欠けた。
「オトメな文具。」では変態発言をしながらも筋をしっかりと通していたいい主人公だったのだが、この作品の主人公はただ状況に流され続けるだけで主体性、意思を持っておらずストーリーの駒としてしか映らなかった。
そして非情になりきれない主人公でとても戦力になるとは思えず、余計になよなよしているように見えた。
女の子たちは絵師の素晴らしいイラストのおかげもあり今回もよかった。
総合的にみれば学園のシステムとかも正直そこまで魅力的に見えず、続きはいいかなという判断に至った。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

天使の飼い方・しつけ方 感想

スーパーダッシュ文庫より「天使の飼い方・しつけ方」の感想です。

基本情報
天使の飼い方・しつけ方
作者 淺沼広太
イラスト 羽々キロ
ジャンル ファンタジー、ラブコメ
既刊5巻完結


あらすじ
雨の土曜日。
ベッドでマンガを読んでいた超マイペース高校生・神月ひかるの元に、なんと天使がやって来た!!

「天使かぁ…いるところにはいるんだな」
「ちょ、ちょっと!もっとあるでしょッッ!?」

思わぬ鈍重なリアクションに、登場早々窮地に立たされまくる天使セラ!!
さらに悪魔少女イデルまでもが現れて、「魂、ちょうだい…」と(やる気なさげに)ひかるに迫る!!
この異常な事態にひかるは…特に何も考えてはいなかったッッッ!!
壮大なる“天使空回り劇”が、今始まる―。
エンジェリック・ラブコメディ、光臨。


感想
突然主人公のもとに天使と悪魔がやってくるファンタジーラブコメ。
この作者の作品はすでに「オトメな文具。(☆9.5)」「俺は彼女の犬になる!(☆8)」を読了し、積み本にも「一緒に革命しませんか?」「ディーは人型魔装具です。」を購入しており、個人的にひそかに注目している。
今回は天使、悪魔関連の話で、話の展開は非常にベタ。意外性は全くといっていいほどない。
前作の1巻感想でも述べたが、この作者はこれといってストーリー展開に特徴があったり、文才がどうのこうのといったタイプの作者ではない。
だけどキャラクターがかわいい。
その1点があるおかげで普通に話を動かしているだけで面白い、こういうタイプの作者である。
ダウナー属性の悪魔もかわいいし、「ノーーウ!」が口癖の天使もかわいい。
オトメな文具の炭谷姉妹といい、どうしてこうもツボをついてくるキャラを描いてくれるのか。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

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