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このライトノベルがすごい!投票してきました

ライトノベルBESTランキングウェブアンケート


このライトノベルがすごい!2014のランキング投票に行ってきました。
締め切りは10月10日ですので、まだ投票してない方はぜひ投票しに行きましょう。


自分の投票内容
作品
ある日、神様がスマホにおわしまして
冴えない彼女の育て方
俺、ツインテールになります。
勇者リンの伝説
月花の歌姫と魔技の王

女性キャラ
小古曽焔(ある日、神様がスマホにおわしまして)
リン(勇者リンの伝説)
リーリス(アブソリュート・デュオ)

男性キャラ
オレ(オレと彼女の絶対領域)
カイ(勇者リンの伝説)
観束総二(俺、ツインテールになります。)

イラストレーター
梱枝りこ(つきツキ!)
Karory(ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件)
えれっと(瑠璃色にボケた日常)


男性キャラ部門以外は基本的に未完結の作品から選んでいます。
また既存シリーズよりも今年新たに始まったシリーズに重点を置くように投票しています。
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テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

俺、ツインテールになります。 3 感想

俺、ツインテールになります。 3/水沢夢

俺、ツインテールになります。 3/水沢夢


ガガガ文庫より「俺、ツインテールになります。 3」の感想です。

基本情報
俺、ツインテールになります。
作者 水沢夢
イラスト 春日歩
ジャンル バトル、ドタバタラブコメ、学園


あらすじ
ついに姿を現した闇の処刑人・ダークグラスパー。
強力な属性である眼鏡属性から作られた『グラスギア』を身にまとうのは人間の少女だった。
「愛香はさておき、俺は人間を相手に本気で戦えるのか?」
思い悩む総二をよそに、ダークグラスパーは恐るべき作戦を着々と進行させていく…。
一方、新たにツインテイルズのメンバーとなった神堂慧理那は、ヒーローとしての活動に夢中になるあまり従来の生活サイクルが崩壊。
見かねた慧理那の母親が、18歳で結婚しなければならないという神堂家の掟にならい、娘の婿探しを始めたことから思わぬ事態に。


感想
ツインテールの力で世界を守るバトルコメディの3巻。
ここにきて、1巻で評価したトゥアールと愛香のどつきあいが少々食傷ぎみになってきた。
結局トゥアールが挑発して殴られるというワンパターンの繰り返しなので読んでいて「またか」となる。
それ以外のギャグはおおむね絶好調。
何気なく挿入されるネタが非常に素晴らしい。「~している」やQRコード隠しなど。
どうしたらその発想が出てくるのか非常に謎である。

3巻は生徒会長がピックアップされた巻。
2巻も生徒会長巻だった気がするが気にしない。
ツインテイルズに入ったことによって家族との軋轢が発生…したと思ったら外堀を埋めていた。
何を言っているのかわからないと思うが(ry
主人公の母親世代の(残念な)過去も面白い。

そして何より、この作品で光っているのは敵キャラである。
彼らなくしてこのストーリーは存在しないのだが、属性に対するただならぬ愛。
基本使い捨てのおバカキャラなのにどこか憎めない面を持っている。
今回登場した敵キャラは三つ編み、文学少女、眼鏡とどれもマイナージャンルだが、彼らの愛は本物だ。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5

.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 10
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

10月の新刊 上

10月上半期の新刊情報です。

New!は新シリーズ
☆は購入確定
○は購入検討


HJ文庫 1日発売
魔王なオレと不死姫の指輪 5巻
扉の魔術師の召喚契約 3巻
New! ネームレス・リベリオン ×
New! 黒き英雄の一撃無双 ×
New! インフィニティ・ブレヱド ×


角川スニーカー文庫 1日発売
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している。 6巻
クロス×レガリア
聖剣の姫と神盟騎士団 3巻
薔薇のマリア 19巻
Fate/kaleid liner 2巻
召喚主は家出猫 2巻
New! この素晴らしい世界に祝福を! ×


講談社ラノベ文庫 3日発売
銃皇無尽のファフニール 2巻 ☆
リップオフ! 2巻
おジャ魔女どれみ17 2巻
New! 七曲ナナミの斜めな事情 ×
New! 約束使い! ×
New! W・W・W -ワールド・ワイド・ウォー- ×


このライトノベルがすごい!文庫 10日発売
New! セクステット ▽
New! 魔法学園の天匙使い ×
New! ヒャクヤッコの百夜行 ▽
New! 非モテの呪いで俺の彼女が大変なことに ×


電撃文庫 10日発売
ゴールデンタイム 7巻
ストライク・ザ・ブラッド 9巻
魔法科高校の劣等生 12巻
ブラック・ブレッド 6巻
アクセル・ワールド 15巻
キノの旅 17巻
天使の3P! 2巻
バッカーノ!
強くないままニューゲーム 2巻
花屋敷澄花の聖地巡礼 2巻
Fランクの暴君 2巻
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? 2巻
明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。 3巻
シスターサキュバスは懺悔しない 3巻
New! 祓魔学園の背教者 ▽
New! ニート系戦隊らぶりぃー・りとる・どろっぷす ×
New! ファイティング☆ウィッチ ×
New! 魔法幼女と暮らしはじめました。 ×


GA文庫 15日頃発売
落第騎士の英雄譚 2巻
ヴァリアブル・アクセル 2巻
お前のご奉仕はその程度か? 7巻
反抗期の妹を魔王の力で支配してみた。 4巻
放課後四重奏 3巻
WHITE ALBUM2 3巻
New! マネー&ウィズダム ▽


これはひどい。
購入確定はファフニールのみだがそれは問題ではない。
今月出る新作のラインナップがひどすぎる。
どれもこれも劣化コピーと意味不明な説明と作者回避の三択というありさま。
9月はマイナスに傾いた作品が少なかったからその反動かな。


10月上半期の注目作品
なし

当然ながら注目に値する作品はなし。

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このライトノベルがすごい!2014 投票候補

今年もそんな季節がやってきました。
そう、ライトノベル好きなら投票しなければいけないですよね。「このライトノベルがすごい!」
まあ、例年ただの人気投票になってしまってアニメ化したような、もしくはしそうな作品が上位を占めるのですが、自分が今まで読んできた本を振り返るという意味でもせっかくだがら投票しようと思います。
ここ1年間で最低1冊以上出たシリーズが投票対象でしたね。

候補
☆10+(殿堂入り)
GJ部 ロウきゅーぶ! オレと彼女の絶対領域

☆10
変態王子と笑わない猫。 (N)ある日、神様がスマホにおわしまして 

☆9.5
(N)勇者リンの伝説 俺、ツインテールになります。 冴えない彼女の育て方

☆9
精霊使いの剣舞 アブソリュート・デュオ 月花の歌姫と魔技の王 僕と彼女のゲーム戦争

☆8.5
クロックワーク・プラネット ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件
(N)止まらないで自転車乙女 小悪魔ティーリと救世主!? 俺の彼女幼馴染が修羅場すぎる
(N)暗号少女が解読できない 俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件

(N)は1年以内にスタートした新作

あれ、意外と少ないぞ。
バカテスとかのうりんとかつきツキとか、切った大作シリーズが結構多いからなあ。
基本的にはこの中からで、できれば新シリーズを中心に投票していきたいと思います。


イラスト部門候補
S相当 カントク(変態王子と笑わない猫。) えれっと(瑠璃色にボケた日常)
    梱枝りこ(つきツキ、リーディング・ブラッド、銃皇無尽のファフニール) あるや(GJ部、GJ部中等部)
    Karory(勇者リンの伝説、ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件)

A相当 茨乃(クロックワーク・プラネット) たにはらなつき(詠う少女の創楽譜)
    春日歩(最弱無敗の神装機竜、俺、ツインテールになります。) みけおう(止まらないで自転車乙女)
    ななかまい(ゾディアック・ウィッチーズ) アマガイタロー(アイドル≒ヴァンパイア)
    An2A(姉ちゃんは中二病)

こっちは実績重視で投票していく予定。

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

俺、ツインテールになります。 2 感想

俺、ツインテールになります。 2

俺、ツインテールになります。 2


ガガガ文庫より「俺ツインテールになります。 2」の感想です。

基本情報
俺、ツインテールになります。
作者 水沢夢
イラスト 春日歩
ジャンル ロボ、バトル、ギャグコメディ


あらすじ
念願のツインテール部を設立したツインテイルズこと総二、愛香、トゥアールの三人。
その活動内容はツインテールと世界の平和を守ること。
科学技術担当のトゥアールが新たに製作にとりかかった第三のテイルギアは、変身すると巨乳になれる特別仕様。
それを知った貧乳・愛香はプライドをかなぐり捨て、自分にくれと懇願するが…。
一方、戦力を増強した異世界の変態怪物集団アルティメギルは、巨乳属性と貧乳属性の二派閥に分かれ、今にも内乱が起ころうとしていた。
その混沌の中、彼らの前に首領直属の戦士・ダークグラスパーが降臨する―。


感想
ツインテールの力で世界を守る変身バトルコメディの2巻。
相変わらず頭がおかしいな(褒め言葉)。
ツインテールというただ1点でここまでネタを引き出せるというのか。

そしてギャグに思いっきり話を振っているの全体的に見ればちゃんとイイハナシダナー。
そしてちゃんとイイハナシダナーしているのに細部をみるとすっごく残念(もちろん褒め言葉)。
本当にこの絶妙なバランス感覚は一級品。
ギャグは面白いけどシリアスはいまいち、な作品が多い中でギャグに全力突っ込みながらストーリーとしても面白いという話はそう多くはない。

そして今回、(個人的に)待望の生徒会長がツインテイルズに参入!
しかも脱げば脱ぐほど強くなる露出狂であること発覚。
変態生徒会長…なんてすばらしい響きなのでしょう。
さらにツインテールがツインドリルになるという俺得仕様。
でもこの生徒会長は貧乳のほうがよかったなあ…。

貧乳といえばテイルブルーとかいうキャラは最後まで哀れでしたね(笑)


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5

.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 10
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5

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葵くんとシュレーディンガーの彼女たち レビュー

葵くんとシュレーディンガーの彼女たち/渡来ななみ

葵くんとシュレーディンガーの彼女たち/渡来ななみ


電撃文庫より9月の新刊「葵くんとシュレーディンガーの彼女たち」のレビューです。

基本情報
葵くんとシュレーディンガーの彼女たち
作者 渡来ななみ
イラスト もぐも
ジャンル 学園、SF


あらすじ
睡眠こそ至上の喜びと豪語する少年、葵には、幼い頃から誰にも言えない大きな秘密があった。
朝起きると、隣に住む幼なじみが変わる―葵は眠るたびに並行世界を行き来してしまうのだった。
いつも元気な真宝と、優しいお姉さんのような微笑。二人の幼なじみがいる生活はずっと続く…そう思っていた。
だがある朝、葵の何気ない一言をきっかけに、二つの世界は少しずつ「重なり合い」はじめる。
さらに、葵の秘密を知るもう一人の不思議な幼なじみ・舞花が現れ…やがて世界の選択を迫られた葵が選ぶのは、真宝か、微笑か、それとも。
夏の終わりに贈る、SF青春ラブストーリー。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9



感想
平行世界を行き来する主人公のSF青春モノ。
あらすじを読んだ時点でビビっと来た作品だったが、その期待を全く裏切ることのなかった良作。

シュレディンガーの猫は量子力学を知らない人でも聞いたことのある超有名な思考実験だが、その設定をうまくパラレルワールドへ落とし込んでいる。
観測者が積極的に観測しようとすると可能性が消えていくっていうのがいい。
物語が始まった時点での主人公は怠惰な生活を送っていたのだがふとしたきっかけから早起きをし、演劇にのめりこんでいく。
そうして世界に干渉していくうちに二つの世界はどんどん共通点を持つようになってきて…。
物語終盤で突然望まない世界に飛ばされてしまった時の焦りや世界を変えるために必死に行動する。
こういった緊迫感の演出の仕方が非常にうまい。
こういう作品、超大好きです。
これだからSF作品はやめられないね。

さて、SF作品としては非常にいい作品だったのだが、個人的にはもっとラブコメするのかなあと思っていただけに肩透かしを食らった部分もある。
あらすじや本文前半で「真宝と微笑、どっちを選ぶのか」と言及されているが、後半では世界を救うことに必死で結局最後までラブコメ方面には触れられず。
思いっきりラブコメ方面に振ってもよかった気はしなくもない、というかむしろラブコメが読みたかった。
まあ、これは個人的な欲求で、ラブコメに振るとまた話の方向性が違うのでそっち方面は別作品に期待しておこう。
とにかく、SFラノベ作品としては完成度の高い、スッキリとした作品だった。

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

モンスターハンター4 購入

3DS専用 モンスターハンター4

3DS専用 モンスターハンター4


3DS用ソフト「モンスターハンター4」を購入しました!
自分はPSPを持ってなかったのでモンハンシリーズはこれが初めてのプレイになります。

とりあえず触ってみての感想。
結構むずい。
こういうゲームって攻撃をバンバン連打していれば倒せるイメージがあったのですが、モンハンはきっちり回避行動を行わないといけないということを学びました。
武器をしまってヒットアンドアウェイでいくか、緊急回避でカウンターを狙うか…。
なかなかシビアですね。

本当に初めてなのでまずは操作に慣れるのが先決ですね。
武器もいろいろ触ってます。
今のところ双剣が一番好きかな。次にヘビィボウガン。
双剣は囲まれた状況からの無双がおもしろく、ヘビィボウガンはきっちり狙って当てれば遠くから攻撃できるのが好き。
ランスとかアックスとかまだ使ってない武器もたくさんあるので今後触っていきたいと思います。

テーマ : モンスターハンター4 - ジャンル : ゲーム

姉ちゃんは中二病 レビュー

姉ちゃんは中二病 地上最強の弟!?/藤孝剛志

姉ちゃんは中二病 地上最強の弟!?/藤孝剛志


HJ文庫より9月の新刊「姉ちゃんは中二病」のレビューです。

基本情報
姉ちゃんは中二病
作者 藤孝剛志
イラスト An2A
ジャンル 学園、コメディ


あらすじ
ある日突然、他人の頭上に文字が見える力に目覚めた高校生・坂木雄一。
それは相手を何者か見抜く魔眼「ソウルリーダー(姉が命名)」だった!
ふと見ると周囲は『死者』『吸血鬼』『魔女』など怪しい奴らがいっぱい!!
さらに、困惑する雄一に美少女な『殺人鬼』、奈月が近づいてきて……!?
中二病の姉に英才教育された“最強"の弟が繰り広げる新感覚バトルコメディ!!


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆ 6
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
オススメ度:☆☆☆☆☆☆★ 6.5



感想
「小説家になろう!」発の異能コメディ。
この本を購入するまでは、「ネット発」「ニコニコ動画」といった要素は地雷だと思って新刊チェックでもバッサバッサと切っていた。
ところがこの作品は読メで高評価で自分がいつも行っている例のアレでもプラス評価に大きく傾いたのでよし、買ってみようとなった。
が、このありさまだよ。マジでつまらない。
自分の中で意識改革が起きるかなと思ったがそんなことはなく、むしろ「ネット発は地雷」という自分のこれまでの考えを確固たるものにしてしまった。

やっている内容自体は特に変なところはないが、文章構造が全体的に未完成で読者に読ませようという気概を全く感じさせない。
基本的に3人称視点で進む(俺は~ではなくて●●(人物名)は~)話のはずなのにちょくちょく1人称視点での心情がカットインしてくるため読者に視点変更を強制させる。
しかもその視点変更は必要なの?ってレベルなものが多すぎる。
見開き2ページでまた次の視点に変更なんていうのもあるくらいに無駄が多く、リーダビリティを完全に無視した構造になっている。

また、3人称視点を用いているが文章がどれもこれも説明口調ばかりで、物語の設定聞き流している印象を受ける。
そのためどこまで行ってもまっ平らなストーリーに途中から飽きてくる。
ストーリー自体は起伏があるはずなのに全くといっていいほど盛り上がらない。

このまっ平らさを助長している要素の一つに知識のひけらかしも挙げられるだろう。
作中にはサバイバル術から吸血鬼や鬼などの怪奇現象、一般常識に武術などの知識が盛りだくさんに登場する。
それをすべて説明させているからストーリーのリズムが大幅に崩れ、グダる。
パロディ系の作品では元ネタを全て説明しないでわかる人にだけにやけさせる手法があるが、それはリズムを崩さないためである。
元ネタを作中でいちいち説明していたら読者としては読み飛ばしたくなる心理にかられてしまう。
実際、複数行に渡る元ネタ解説が幾度となく見られたため、自分は読み飛ばした。
こういうネタは全部説明す必要はなく、ストーリー進行上説明しなくても問題ないものは読者に調べさせるくらいがちょうどいい。
こんな感じで失敗していた作品は「放課後バトルフィールド(☆6.5)」や「ラブコメ禁止ですの!(☆6)」を例に挙げておく。

こんな程度の作品でもおそらくは受賞→出版に至る過程で改稿されているだろう。
ということはこれよりもっとレベルの低い作品が小説投稿サイトでは受けているのだろう。
いつもは「あ~地雷だなあ」と思っている作品の大半も、このようなネット上で受けている作品と比べれば文章構造という面ではやはりプロとアマの違いがあるんだなと改めて認識した(それが面白いかどうかというのはまた別問題であるが)。
今後、自分が小説投稿サイト出身の作品を購入するということはもしかしたらないかもしれない。

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

俺、ツインテールになります。 感想

俺、ツインテールになります。

ガガガ文庫より「俺、ツインテールになります。」の感想です。

基本情報
俺、ツインテールになります。
作者 水沢夢
イラスト 春日歩
ジャンル バトル、ギャグコメディ


あらすじ
観束総二は異常なほどツインテールを愛する普通の高校生。
ある日、彼の前に異世界から来たという謎の美少女・トゥアールが現れる。
それと時を同じくして、総二の住む町に怪物たちが出現!

「ふははははは! この世界のすべてのツインテールを我らの手にするのだ!」

彼らは人々の精神エネルギー『属性力』を糧に生きる異世界人だった。
トゥアールから、強力なツインテール属性で起動する空想装甲『テイルギア』を託された総二は、幼女のツインテール戦士・テイルレッドに変身!
この日から、テイルレッドと変態たちとの常軌を逸した戦いが始まった!
第6回小学館ライトノベル大賞審査員賞受賞作。


感想
評判がいい作品ではあったが、自分が特別ツインテール属性持ちではなかったこと、若干TS要素が入っていたことなどから回避していた作品。
しかし回避していたことを後悔させるほどに切れ味抜群なギャグコメディであった。

まずツインテールが世界を滅ぼすエネルギー源になるという発想がおかしい。
そして登場するキャラクターは敵味方主人公問わずおかしい。
そして気持ち悪さをストレートに出している時点でおかしい。
こんなにおかしい作品なのにすっごく笑える。

なによりギャグコメディとして見ていて爽快なのはヒロイン同士のどつきあい。
別にヒロインが殴られるのが爽快なのではなく、ヒロインがバカやりながらお互いしのぎを削っている姿がギャグとしてもラブコメとしても面白く、映える。
普通の作品なら主人公に言いよる女の子がいたら主人公が殴られるのだが、そういう理不尽さがないというのが非常にプラスに働いている。

そして、こんなギャグに思いっきり振れた作品なのに、ヒロインであるトゥアールの設定がきっちりしている。
ギャグ要素でしかないはずの彼女の設定が明らかになってからのストーリーの盛り上がりは異常。
こういうバックボーンがあるからこんなギャグが繰り出せるんだなあと振り返ることになるだろう。

中盤は息切れしたのか中だるみしたが、最初の出落ちクラスのネタからここまで盛り上げるというのは素晴らしい。
今後もネタ切れが付きまとう作品であろうが、ぜひとも購入してみたいものだ。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

最弱無敗の神装機竜 レビュー

最弱無敗の神装機竜(バハムート)/明月千里

最弱無敗の神装機竜(バハムート)/明月千里


GA文庫より8月の新刊「最弱無敗の神装機竜」のレビューです。

基本情報
最弱無敗の神装機竜
作者 明月千里
イラスト 春日歩
ジャンル 学園、ロボ、ハーレムラブコメ、バトル


あらすじ
五年前、革命によって滅ぼされた帝国の王子・ルクスは、誤って乱入してしまった女子寮の浴場で、新王国の姫・リーズシャルテと出会う。

「…いつまでわたしの裸を見ている気だ、この痴れ者があぁぁっ!」

遺跡から発掘された、古代兵器・装甲機竜。
かつて、最強の機竜使いと呼ばれたルクスは、一切の攻撃をしない機竜使いとして『無敗の最弱』と、今は呼ばれていた。
リーズシャルテに挑まれた決闘の末、ルクスは何故か、機竜使い育成のための女学園に入学することに…!?
王立士官学園の貴族子女たちに囲まれた、没落王子の物語が始まる。王道と覇道が交錯する、“最強”の学園ファンタジーバトル、開幕!



評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5


感想
学園メカバトルモノは最近増加しつつある。
例えば「学戦都市アスタリスク(☆7.5)」、例えば「ハンドレッド(☆7.5)」。
このジャンルの読者は一定数以上いるので需要を読みやすく、時流に乗ればアニメ化までいける可能性があるだろう。

その対抗馬として登場したこの作品だが…う~ん。普通。
お風呂から始まるハプニングは当たり前。
主人公の能力を測るためにバトルをやるのもお約束。
ストーリーはよくある。ということはキャラやギャグ、世界観の構築で見せ場を作れれば印象に残る。

だけどキャラクターがそれほど印象に残らず、ギャグパートはみんな色ボケしているのか発情しているのかわからないがただのハーレムもどきになっているため盛り上がらず。
個人的に一番期待していたメインヒロインであろう金髪お嬢様。
このキャラが光っていたらもっとよかったのだが、どうもあまり萌えなかった。
お嬢様で成績優秀で機械ジャンキーで隊長で…いろいろな属性を盛りすぎたせいでひとつひとつがブレブレになっているのが原因かもしれない。
あと、ツン期からデレに移行するのが早すぎる。
もはやお風呂イベントすら意味をなさないデレの早さに驚きだよ。

ストーリー方面では主人公が元王子だったりヒロインが王女だったりでなんとか差別化を測ろうと頑張っている姿は見てとれる。
しかしながらお嬢様のキャラがあまりよくなかったので言葉が響いてこず。
主人公も結局よくある無双パターンでがっかり。なら最初から無双しとけと思ってしまうのは自分だけだろうか。
俺TUEEが嫌いなわけではないが、俺TUEEって見せ方を間違えると一気に興ざめする要素になってしまう。

先述の「アスタリスク」はイベントの数々が主人公の御膳立てにしか見えず、「ハンドレッド」はイベントがまんま「IS(☆9)」であった。
この作品は主人公まわりのキャラクターがちょっと微妙かな。
「IS」ももし仮に今初めて読んだなら、☆7.5くらいをつけるかもしれない。
しかしパイオニアというのはいつも特別視され、フォロワーは比較される。コロンブスの卵。
何か光るものがないと後追い作品を追っていくのは辛い。

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精霊使いの剣舞 11 感想

精霊使いの剣舞(ブレイドダンス) 11/志瑞祐

精霊使いの剣舞(ブレイドダンス) 11/志瑞祐


MF文庫Jより「精霊使いの剣舞 11」の感想です。

基本情報
精霊使いの剣舞
作者 志瑞祐
イラスト 桜はんぺん
ジャンル 学園、ファンタジー、ドタバタラブコメ、バトル
既刊11巻続刊


あらすじ
〈ロスト・カテドラル〉での死闘の末、遂に決着の刻を迎えた〈精霊剣舞祭〉決勝戦。
光と闇の双剣はルビアの策謀を打ち砕き、敗れた彼女の口から「あの日」の真相が語られる。

「四年前、私が精霊王に叛逆したのは――〈精霊王〉が狂っていたからだ」

禁忌とされる〈精霊王〉の祭壇で、彼女はいったい何を見たのか――。
呼び起こされるカミトの記憶。〈精霊剣舞祭〉に秘められた真実。
全ての〈願い〉が叶うその場所で、カミトは決断する。

「俺たちは――〈精霊王〉の死を望む」

過去と現在が螺旋を描く無敵のエレメンタル・ファンタジー第11弾。
〈精霊剣舞祭編〉堂々の完結。そして物語は新たなステージへ!


感想
精霊バトルファンタジーの11巻。
ようやく剣舞祭編終了!なんだけど、正直なところ、10巻までの雰囲気が一気に盛り下がった。
精霊使いの剣舞のいいところってキャラのかわいさと、なんだかんだでカミトが俺TUEEするところだと思うんだよね。
それがこの1冊はずっと「精霊王を倒す」って言ってるだけ。
悪い意味で雰囲気がすっごく暗い。
いろんなキャラがいろんな新事実を述べるせいで誰が何を知ってて誰が何をしたいのかという関係性もすごくごちゃごちゃで、この作品のよさであったライトさが失われている。
作品のストーリーを進める上では仕方ないといえば仕方ないが…。

そしてキャラクター方面でもすっごく気になった点が11巻終盤に挿入されているラブコメシーン。
レスティア、エスト両聖剣との絡みは非常に面白いし見ていてほほえましい。
対照的に、人間キャラとの絡みは十把一絡げみたいな扱いになっていてラブコメとしてほとんど機能してない。
それでいてカミトはなぜかクレアにご執心っていうのが納得いかない。
なんでメインヒロインやってんだ?的な。全く持って今更だけど。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9

.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9

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神様のおきにいり 感想

MF文庫Jより「神様のおきにいり」の感想です。

基本情報
神様のおきにいり
作者 内山靖二郎
イラスト 真田茸人
ジャンル 怪奇ファンタジー


あらすじ
稲村智宏には秘密がある。
ごく平均的な高校一年生だが、その秘密があるため微妙に友達づきあいが悪い。
実は、妹のような少女・珠枝が同居していることを隠しているのだ。
ところがある日、国土交通省の男が現れたことで、智宏と近隣に棲む妖怪たちとの交流が始まることになる。
闖入した妖艶な桜の精や石の怪に、穏やかだった日常は賑やかながらも楽しい生活に一変するのだが…!?
新進気鋭が贈るネオファンタジック・フォークロアの御開帳です!第2回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作受賞作、妖しく楽しく颯爽登場。


感想
家に幸福をもたらす神様と主人公の怪奇ファンタジー。
この作者の著書は「わるぷるキス!(☆7)」を読んでいるが、デビュー作であるこっちのほうがはるかに完成度が高かった。
ちゃんと怪奇ファンタジーとしてのミステリアスさを出せていたし、ホームドラマとして読んでも悪くない。
ストーリーの柱となる家神の設定もクライマックスのシーンでちゃんと活かされていた。
また、キャラクターもわるぷるキスの時のテンプレではなくちゃんと作品内からよさがにじみ出ていた。
もう完結してしまった作品なのでこれからこの作品を追うということはたぶんしないだろうが、もし当時購入していたらおそらく続きを購入していただろう。
このような作品を書ける作者がどうしてああなってしまったのだろうか。
魔改造は恐ろしい。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆ 7
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆ 7
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8

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9月の新刊 下

9月下半期のラノベ新刊情報です。
今月よりヒーロー文庫を新刊情報に加えます。


New!は新シリーズ
☆は購入確定
○は購入検討


ガガガ文庫 17日発売
つきたま 3巻
魔王が家賃を払ってくれない 6巻
密葬
New! 無作為抽出恋愛遊戯 ▽
New! 隣人は真夜中にピアノを弾く ▽


一迅社文庫 20日発売
俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件 7巻 ☆
千の魔剣と盾の乙女 11巻
銀閃の戦乙女と封門の姫 4巻
辻堂さんの純愛ロード 2巻
なにはなくともお世継ぎを! 3巻


富士見ファンタジア文庫 20日発売
デート・ア・ライブ 8巻
勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。 7巻
フルメタル・パニック! アナザー 6巻
勇者リンの伝説 3巻 ☆
バーガント反英雄譚 3巻
鋼殻のレギオス 25巻
かくて滅びた幻想楽園 2巻
ギルティブラック&レッド 2巻
New! ドラグリミット・ファンタジア ▽
New! ロムニア帝国興亡記 ▽
New! 新世の学園戦区 ×
New! グランクレスト・アデプト -


MF文庫J 25日発売
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 10巻
学戦都市アスタリスク 4巻
風に舞う鎧姫 3巻
剣神の継承者 6巻
フレースヴェルグ・イクシード 3巻
僕と彼女がいちゃいちゃいちゃいちゃ 3巻
機巧少女は傷つかない 12巻
魔法戦争 6巻
New! 永劫回帰のリリィ・マテリア ×
New! クレイとフィンと夢見た手紙 △
New! 光機動飛翔兵器 武装妖精フェアリア ×
New! 神暦のアポクリファ ▽
New! 聖黒の龍と火薬の儀式 ▽
New! 絶対調和☆御裏崎ちゃんっ! ×


オーバーラップ文庫 25日発売
IS 7巻
ロンリー・マイセルフ・サーガ 2巻
よろず屋退魔士の返済計画 2巻
16:00の召喚魔法 2巻
New! 異世界因果のトラベローグ ▽
New! 今日も脱いでよ!二階堂さん × ☆


スーパーダッシュ文庫 25日発売
クライシス・ギア 2巻
黒猫の水曜日 4巻
New! 聖絶のラングエイジ


ファミ通文庫 30日発売
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 4巻 ☆
ココロコネクト プレシャスタイム
すずみんは肉食系火竜 2巻 ☆
四百二十連敗ガール 3巻 ☆
名称未設定 2巻
翠星のガルガンティア 3巻
モンスターハンター 2巻
アルシャードセイヴァー リプレイ


ヒーロー文庫


9月下半期は購入確定が多いなあ。現時点で5冊。現時点で購入継続中のファミ通文庫の作品が全部まとめて出るもんなあ。
これだと新シリーズは購入する余裕があまりなさそう。
その中でも明らかに地雷だけどイラストが超可愛い今日も脱いでよ二階堂さんは購入検討していいと思う。


9月下半期の注目作
クレイとフィンと夢見た手紙(MF文庫J)
ドラグリミット・ファンタジア(富士見ファンタジア文庫)

男が面白い作品は外れがないという法則が発動しそうな夢見た手紙、ドラグリミット。
見方によってはホモホモしくなりそうな気配もするが…。あらすじを読んだ雰囲気は結構いい。

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

浮遊学園のアリス&シャーリー レビュー

浮遊学園のアリス&シャーリー 1/むらさきゆきや

浮遊学園のアリス&シャーリー 1/むらさきゆきや


オーバーラップ文庫より5月の新刊「浮遊学園のアリス&シャーリー」のレビューです。

基本情報
浮遊学園のアリス&シャーリー
作者 むらさきゆきや
イラスト しらび
ジャンル 異能、学園、ドタバタラブコメ


あらすじ
街が空中に浮かべられるくらいの近未来―特有幻想という異能力に覚醒してしまった者たちは、一般社会から隔絶された浮遊学園都市“楽園”に集められていた。
柾貴は菓子作りが趣味の平和な高校生だったのに、最高レベルの幻想具現者と判定され転校してくる。
再会した幻馴染みのシャーリーと、物静かで不思議な少女アリス。
ふたりは、幻想悪用の校則違反者を取り締まる“規律委員”の最強ペアだったが…ささいな口論からチームを解消してしまう。
しかも、柾貴は最高レベルだという理由でアリスから、新しいパートナーに選ばれてしまい…!?
最強!最凶?紅茶とお菓子の異能学園バトル―レベルMAXで開幕。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8


感想
「ゆうれいなんか見えない!」「覇剣の皇姫アルティーナ」など、複数レーベルで活躍しているむらさきゆきやによる作品。
自分はオーバーラップ文庫、むらさきゆきや作品ともに初めてだったのでどちらかの色が見えるような作品であったらいいなあと思って読んでいたが、最終的にすっごく読みやすいだけの普通の作品という結論に至った。
人懐っこい幼馴染に最強能力を持つクーデレヒロイン。
適度にお色気シーンを交えての異能バトル。
とにかく隅から隅まで読者に不快感を与えないように構築されており、その技術は称賛に値する。
この作品も「減点法なら上位にランクインするが加点法だと点数が伸びない」タイプのパターンかな。
強烈な特徴を持っている作者というのは特定のファン層がつきやすいが逆に苦手な人にはとことん相性が悪い。
この作者はとにかく最大公約数的な文章スタイルで間口を広げてファン層を拡大していくタイプの作者なのだろう。

ひとつだけあまり面白くなかったのがバトル方面での見せ方かな。
なんだかんだで主人公と敵がやり合っているけど、結果的にレベルでのごり押しにしか見えない。
主人公の能力的にバトル方面での展開の広がりも感じられず、今後に期待が持てないという印象を抱いた。

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

小悪魔ティーリと救世主!? 4 感想

小悪魔ティーリと救世主!? 4/衣笠彰梧

小悪魔ティーリと救世主!? 4/衣笠彰梧


MF文庫Jより「小悪魔ティーリと救世主!? 4」の感想です。

基本情報
小悪魔ティーリと救世主!?
作者 衣笠彰梧
イラスト トモセシュンサク
ジャンル 学園、ファンタジー、ドタバタラブコメ
既刊4巻続刊


あらすじ
小悪魔ティーリと天使エリーゼとの出会いにより、自分の考え方が変わってきたことを感じる聡一郎。
そんな変化を許容し始めた聡一郎の前に一人の少女・渚が現れる。
天真爛漫な彼女は驚くべきことにあの藤宮の妹で、いなくなった兄を探して聡一郎に会いにきたらしい。
さらに渚は「エリーゼさんは、その、天使さんなんですか?」と驚くべきことを言いだした。
普通の人間である渚が悪魔や天使の羽が見えるようになってしまった原因と藤宮失踪の謎を解くため聡一郎たちは藤宮探しを始めるが……!?
大人気クリエイターコンビが贈る、ちょっとエッチな居候系ラブコメ第4弾!


感想
悪魔と天使のドタバタコメディの4巻。
ここで唐突に持論を一つ。
「男キャラだけで笑いを取れる作品は面白い」
ライトノベルに限らず、漫画やゲームもそうだが、女の子をかわいく描ける作品はいくらでもある。
しかし、男キャラを魅力的に描ける作品というのはそう多くはない。
主人公とヒロインの掛け合いで笑いを取れる作品は多い。けど、その大半はやはりヒロインの魅力に依存する部分が多い。
だから、男キャラ同士の掛け合いで笑いが取れる作品は純粋に面白い作品が多い。
また、男キャラを面白く描ける作品はヒロインも魅力的だったりする。
4巻まで進んだこの作品だが、不良っぽい主人公と変態な男天使の二人がギャグにおいて非常に光っている。
男キャラがおもしろい作品はそれだけでギャグに幅が出るというものである。

ストーリーのほうは相変わらず添えるだけ状態。ティリ川さんは何もしていないし。
主人公は天使と悪魔の両方の能力に目覚め、ようやくストーリーの核心に触れたかな?程度。
ギャグが面白い作品なのでストーリーが薄いのは重々承知だが…。

挿絵のサービスショットは何かサービスする方向を盛大に間違えているような気がする。
2巻でフランクフルト、3巻でM字開脚ときてまたフランクフルトですか。
いいぞ、もっとやれ。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5

.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

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