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月花の歌姫と魔技の王 4 感想

月花の歌姫と魔技の王 4 (HJ文庫)/翅田大介/著(文庫)

月花の歌姫と魔技の王 4 (HJ文庫)/翅田大介/著(文庫)


HJ文庫より「月花の歌姫と魔技の王 4」の感想です。

基本情報
月花の歌姫と魔技の王
作者 翅田大介
イラスト 大場陽炎
ジャンル ファンタジー
既刊4巻続刊


あらすじ
「月花の歌姫」として大舞台に立つことになったルーナリア。
その美しさと歌声は人々を魅了し、ライルに涙を流させるが、人と幻想種との戦争を止めることは出来なかった。
舞台の幕開けはそのまま惨劇の幕開けとなり、戦いの火蓋が切られる。
その中で下されるライルの大きな決断、そして運命に翻弄されるヒロイン達が選択する、それぞれの道とは?


感想
魔法と科学が発展した世界で繰り広げられるファンタジー作品の4巻。
うむ、非常にこってりとしたいい巻だった。
前巻で戦争の火種ができて、この巻でそれが爆発した、という内容。

物語中盤で主人公がピンチになるけど、まさかあのチート主人公がこんなところで死ぬはずがない!
と思っていたら慈悲もなくめった刺しにされて死んでしまうとは。
だけど復活するのか…いや、復活しなかったらタイトルがもう破綻しちゃうんだけどね。
復活する所でようやく主人公の出自が明らかになるわけだが、ああそういうことなのね。

さて、この作品のすばらしいところはヒロイン勢なのですが、今回も魅力たっぷり。
ライルが死んだと思ってから3週間、引きこもりっぱなしだったマリーアだったけど、あの状況からライルに会いにいく、その理由は「アイツが死ぬはずがない(キリッ)」。
これはイケメンとしか言いようがない。
のろけっぱなしのマリーアだけど、本当にライルのことを知っているんだなあと。
対するルーナリアも、4巻最終シーンでライルを殴る場面が印象に残った。
どこまでも自己犠牲野郎で無茶をするライルに対し、ストレートに感情をぶつけていくルーナリアは輝いていた。

さて、ここまできて第1部完!な内容になっているわけですが、もちろん続くよね?
まさかここまできて第2部がないとかそんなバカな話があってたまるか。
今のHJ文庫の連載作品で一番面白い作品だと思っているので、このまま終わらせるわけにはいかない。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
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テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

アブソリュート・デュオ 4 感想

アブソリュート・デュオ 4/柊★たくみ

アブソリュート・デュオ 4/柊★たくみ


MF文庫Jより「アブソリュート・デュオ 4」の感想です。

基本情報
アブソリュート・デュオ
作者 柊★たくみ
イラスト 浅葉ゆう
ジャンル 異能、学園、バトル、ドタバタラブコメ
既刊4巻続刊


あらすじ
“焔牙”―それは超化された精神力によって、自らの魂を具現化させて創り出す武器。
“神滅部隊”の襲撃という危機を乗り越え、臨海学校から戻ってきた俺たち昊陵学園の生徒達だったが、その傷痕は深く心の中に刻まれていた。
学園を去る者、進路に悩む者も多くいるという。
俺やユリエは先の闘いの怪我も癒え、訓練に明け暮れるが、俺に告白をしてきたみやびの様子がどこかおかしい。
そんな折、突如“K”が学園を訪れたことをきっかけに、事態は再び動き出し…?
パートナーとの絆で未来を掴み取る、学園バトルアクション第4弾!“
七芒夜会”の開催、“装鋼の技師”の暗躍…
幾重もの思惑がうごめく中、秘められた“魂”が今、解き放たれる―!!



感想
心が具現化した武器で戦う少年少女たちの異能バトルコメディの4巻。
もうね、リーリスちゃんが天使みたいに可愛い。
普段はとにかく主人公にベタベタして正妻アピールして、でも髪の毛くるくるして恥ずかしがったりする女の子らしい一面も見せたり。
正直、ヤバいです。
それに対抗するユリエもなんだかんだで可愛い。
登場キャラの中ではこの2強ですよ。
なんかこの作品における外人ヒロインキャラと日本人ヒロインキャラのパワーバランスって、「精霊使いの剣舞(☆9)」の精霊ヒロインと人間ヒロインのパワーバランスに似てるなと思ったり。

ストーリーのほうは3巻終了時点で予想していた通り、みやびの闇堕ち回。
なんだけど半分割いたわりにはずいぶんあっさりと闇堕ちが解除されたような…?
正直物足りないかなあ。長々とやられても困るけど、ペース配分は間違っているかも。
後半は異能を研究している人物たちで集まって余興とばかりにデスゲームを吹っかける。
それはいいんだけどまた敵がKなんですか。
いや、Kもいいんだけど、5巻もKが敵のようだしちょっとね。
こいつ2度も負けているのに屈折した感情とかがないので、どうも作品のストーリーの駒としてしか扱われてないような気がする。
ここで主人公側に寝返るとか、逆に負のオーラにまとわれて理性を失って、とかがあれば面白くなると思うんだけどなあ。
ラブコメパートがおもしろい作品だからとりあえず評価は据え置きだけど、この展開が続くと今後厳しいかもなあ。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

シノシノ レビュー

シノシノ/麻宮楓

シノシノ/麻宮楓


電撃文庫より11月の新刊「シノシノ」のレビューです。

基本情報
シノシノ
作者 麻宮楓
イラスト 白森りせ
ジャンル TS

あらすじ
「忍には『篠宮詩乃』として、その子に会ってもらいたいんだ」

―生まれついてのトラブルメーカー。
それが篠宮忍の双子の妹・詩乃である。
中学を卒業するまでの十五年間、様々なトラブルと共に歩んできた詩乃。その一番の被害者が、兄の忍だった。
そして今回詩乃からお願いされたのは、インターネットで知り合った同い年の女の子・沢渡カレンと、卒業旅行で無理という詩乃のフリ(女装)をして会うことなのだが…。
バレないようにするだけでなく、女の子らしいカレンに徐々に惹かれてしまった上に、カレンは自分のことを詩乃だと思い込んでいるわけで―。
トラブル連続ほのぼのツインラブコメ!


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5


感想
「リリスにおまかせ!(☆8)」「まじ×どら(☆7)」の麻宮楓による入れ替わりTSコメディ。
上記2シリーズはファンタジー設定が入っていたが、正直この作者のバトル描写は下手くそなので、この作品はファンタジー設定がないことで無駄なバトル描写が入らず、非常に軽く読むことができる。
読了までおそらく1時間とかかっていないだろう。
あっさりと読めるTS作品としては悪くない。

あっさり読めるのでイベントも割かし想定内に進行する。
が、最後の展開はちょっと意外だった。
まさかヒロイン側も入れ替わりが起きていたなんて。伏線あったかなあと思ったので読み返してみたい。

TSコメディとしてはそれなりに読みやすく完結しているのだが、ことの発端である妹が非常にうざいキャラクターで、はっきりいってこいつがノイズだったので作品全体の印象はそこまでよくない。
典型的なトラブルメーカータイプのキャラなのだが、あらゆる言動がうざい。
トラブルメーカーだからうざいのは当然なのだが、他のトラブルメーカーと比べて度が過ぎている。
最初のシーンで主人公を脅すわけだが、脅しに使ったものが主人公が保管しているゲーム。
希少価値があるもの、しかも落し物ではなく主人公がきっちり保管しているものをくすね取って脅しに使うっていうのは禁じ手。
脅すならあくまで主人公の落ち度を徹底的に突かないと、読者に不快感を与えるだけになってしまう。

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

巨大迷宮と学園攻略科の魔術師 レビュー

巨大迷宮と学園攻略科の魔術師/樹戸英斗

巨大迷宮と学園攻略科の魔術師/樹戸英斗


電撃文庫より7月の新刊「巨大迷宮と学園攻略科の魔術師」のレビューです。

基本情報
巨大迷宮と学園攻略科の魔術師
作者 樹戸英斗
イラスト 玲衣
ジャンル 学園、ファンタジー


あらすじ
私立天乃川学園―
異世界ゼラに広がる巨大地下迷宮の攻略を目指す生徒達が集う学園。
その名も「攻略科」では、生徒たちが大規模サークルやパーティーを組んで、未踏のダンジョン制覇を目指していた。
今年入学した荒田維留もまた、ダンジョン攻略を目指す魔術師であった。
補助系魔法を操る大橋紗夜香、近接戦闘の前衛・矢城衛健吾、医療系魔法の使い手リオ・ヴィヴィアンヌらとパーティーを組み、冒険へと旅立つ。
さらに入学式の日に出会った天才万能魔術師、星沢織姫と同じ寮に住むことになり―。
波乱万丈リアルRPGストーリー開幕!


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆ 7
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆ 6

.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆★ 6.5
オススメ度:☆☆☆☆☆☆ 6



感想
とりあえずこの本を購入した動機は「地雷を踏みたかった」。
ええ、反省しています。
でも、さわりの設定だけは面白そうであるといえば面白そう。
未開拓の巨大迷宮を仲間と一緒に攻略していく。
これでドキドキしない男児はなんなのか?(言い過ぎ)

そう、設定は面白いのは間違いないのだが、その設定に付随してくるバックボーンがどれも描写不足しており、素人意見ながら疑問点がどんどん浮かんでくる。
その疑問点がまったく解決されないまま次の疑問点が浮かんでくるため途中からうんざりしてくる。
各設定の整合性がすりあわされておらず、とてもリアルRPGストーリーとは言えない代物であった。

まず学園のシステムがおかしい。
学園攻略科には5000人ほどが在籍しており、新入生が入る4~6月には例年100人程度の死者が出るという。
つまり2%は死んでいる計算になる。
それなのに特別なカリキュラムを組もうとせず、むしろダンジョンで活躍ポイントをためないと退学までありうるという設定がもうおかしい。
主人公も高校編入して2週間でパーティを組んでいるようだが、この学園のカリキュラムはどうなっているのだろうか。
そして物語中盤で明かされる、冒険者たちの適性。
なんと高校卒業後くらいからデバイスとのシンクロ度が低下し、多くの生徒は冒険者を生業とできなくなる。
その人たちの将来はどうなるの?そういったことを全く考えず、利益だけ享受している学園とその関連企業に腹が立つ。

次に魔術師の存在。
この世界における魔術師はゼラ(地下世界の名称)にいった生徒が特別得られる能力、というわけではなく、世界中に存在しているらしい。
ゼラが発見されてから魔術師がこの学園に集結してくるのは当然の心理であり、まだ納得がいく。
ではそれ以前の魔術師世界はどうなっていたのか。
一応主人公視点でちょろっと描かれているものの、それは魔術師世界の中での話であり、一般世界との関連性が全然描かれていない。
そういう設定を入れるならゼラ発見前後での魔術師の扱いの変化は絶対押さえておきたいはずなのにノータッチだったのでかなりいらいらした。

そして一番ダメなのが、登場キャラクターの心理描写。
リアル系を謳うなら彼らの心理描写がリアルでなければだめだと思う。
そこが全くリアルに即しておらず、物語の完成度を大きく下げている。
先ほども述べたようにこの学園では3カ月で100人は死ぬような過酷な世界である。
しかし部活の勧誘から主人公の心理までどこかちゃらんぽらんな様子が伝わってくる。
あなたたちは近くの丘へピクニックに行くのですか?モンスターの出る未開の地へ旅立つんですよね?
経験豊富な高校3年生の有名人でも油断していればワンパンであっさり死ぬというのに、主人公一行はその危機が過ぎればもう忘れちゃうって感じで水遊び。
あなたたちの目の前で死んだ人たちはなんだったのですか?
喉元過ぎれば熱さ忘れるということわざを体現しているかのようだった。
そうかと思えば今度はヒロインに秘密がバレ、異世界でヒステリックになる主人公。
それをやるならもっと魔術師世界がどうなっているか描いておかないと。
この場面展開も急すぎてもうついていけなくなった。

物語終盤では巨大モンスターの襲撃に対して主人公たちが抵抗する、王道展開に。
だけどそこでも主人公の能力がいきなり覚醒しました、モンスターが死んでいきます。
……えぇぇ~。そうなるんですか。
この話ってパーティ組んで戦うのがいいんじゃないの。もう戦略とか関係ないじゃん。
そして主人公の暴走もヒロインの言葉で解決しちゃって、結局主人公たちは労せず巨大モンスターの襲撃を抑えましたとさ。
うん、全然心に響いてこない。

ここまで読んできてもう頭痛がしたので最後のほうは内容すらほとんど記憶に残っていないが、さらに追い討ちをかけるかのように続刊前提の引きでラノベとしての完成すら拒んでいる。
本当に何がしたかったのだろうか。
これまで挙げてきた疑問点が解決されたら、じゃあ面白くなるかといったら、それはそれで冗長になっていただろう。
というかこの作者にその技量が感じられず、また新たな疑問点を盛るだけの結果になりそう。
なんであれ、次は読みません。

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

12月の新刊 上

12月上半期の新刊情報です。
今月創刊の「ぽにきゃんBOOKS」を上半期のレーベルとして扱います。

New!は新シリーズ
☆は購入確定
○は購入検討


HJ文庫 1日発売
白き覇王の魔戦従姫 2巻
悪に堕ちたら美少女まみれで大勝利!! 5巻
外道王子の魔神隷従 2巻
New! 勇者と魔王のバトルはリビングで ▽ ○
New! 偽勇者クエスト ×
New! ドラゴンフリート戦記 ▽ 
New! 紅炎のクロスマギア ▽


角川スニーカー文庫 1日発売
インヴィジョン・ワールド 2巻
大奥のサクラ
この素晴らしい世界に祝福を! 2巻
終焉世界の天災姫 2巻
新装版 ロードス島戦記 2巻
新装版 ロードス島戦記 3巻
東京皇帝☆北条恋歌 12巻
New! お台場駐屯基地の妖精 ストライク・プリンセス ▽


講談社ラノベ文庫 3日発売
彼女がフラグをおられたら
クロックワーク・プラネット 2巻 ☆
桃音しおんのラノベ日記 2巻
モブキャラな俺がヒロインに攻略してと頼まれました 2巻
ベニ・コンプレックス 3巻
魔法少女地獄
最果ての東 2巻
巡幸の半女神 2巻


ぽにきゃんBOOKS 3日発売
New! ALCA ▽
New! 13番目の僕の魔女 ×
New! 閃光のホワイトアウト ×
New! ランス・アンド・マスクス ×
New! resire ×
New! ワルキューレロマンツェ × 
 

このライトノベルがすごい!文庫 9日発売
魔法少女育成計画
終末領域のネメシス 2巻
New! 神☆降臨 ×


電撃文庫 10日発売
ソードアート・オンライン
はたらく魔王さま! 10巻
なれる!SE 11巻
新フォーチュン・クエストⅡ 3巻
クロクロクロック2/6
鮎原夜波はよく濡れる 2巻
断罪のレガリア 2巻
ミス・ファーブルの蟲ノ荒園 2巻
俺のかーちゃんが17歳になった 2巻
我が妹は吸血鬼である 2巻
New! エロマンガ先生 ▽
New! 現代日本にやってきたセガの女神にありがちなこと ▽
New! 魔女は月出づるところに眠る ▽
New! 滅葬のエルフリーデ ×
New! 魔法少女試験小隊 ▽
New! メイドが教える魔王学! ×
New! 覚醒ラブサバイバー ×


GA文庫 15日頃発売
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 4巻
ハンドレッド 4巻
妹様による、俺ルート攻略・ラブコメ理論 3巻
WHITE ALBUM2 4巻
New! 魔王と姫と叡智の書 ×


購入確定はクロックワークのみ。
今月は新シリーズが悪くなさそうなので突っ込んでみてもいいかもしれない。

12月上半期の注目作
勇者と魔王のバトルはリビングで(HJ文庫)

「前略。ねこと天使と同居はじめました。(☆7.5)」の新作。
今回も甘い仕上がりになっていそうないい雰囲気。

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

変態王子と笑わない猫。 7 感想

変態王子と笑わない猫。 7

変態王子と笑わない猫。 7


MF文庫Jより「変態王子と笑わない猫。 7」の感想です。

基本情報
変態王子と笑わない猫。
作者 さがら総
イラスト カントク
ジャンル 学園、ドタバタラブコメ


あらすじ
あの怒濤の修学旅行から二週間。
みんなお待ちかね、クリスマスとお正月の季節だよ!
小豆家によるテディベア残酷パーティーにお呼ばれしてみたり、筒隠姉妹との初詣で大食い屋台→酔っ払いコンボにチャレンジしてみたり、ついでにあの娘とあの娘のお父さまにご挨拶してみたり!
着々と包囲網が狭められている今日この頃、月子ちゃんはなにかを決意するようにほわほわ踊っている。
そしてついに始まる謎の戦い―

「そっちこそ、ぶ、ブタのくせに!」
「…そうです。所詮わたしはブタさんです」

大人気爽やか系変態ラブコメ第7弾、わんにゃん戦争・危機一髪!?


感想
爽やか変態と無表情少女が繰り広げるドタバタラブコメの7巻。
刊行ペースはかなり落ちているため前の巻でどんなことをやっていたのか思い出すのに苦労する。
しかしそんな苦労は物語冒頭の3行を読むだけで吹っ飛ばされてしまう。
これだけで「あ、変猫が帰ってきたんだ」と思ってしまい、思わず吹いてしまう。
これはもはや天賦の才だろう。この文章表現は凡百のラノベでは絶対に真似ができない。

ストーリーのほうは嵐のような修学旅行が終わり、クリスマス、正月、センター試験と冬の風物詩イベントが盛りだくさん。
ただし修学旅行の件で陽人と月子の関係性に亀裂が入ってしまい、小豆家両親とともにクリスマスを過ごしたり正月、センター試験は鋼鉄の王とのイベントだったりと月子スキーにはちょっと残念な回。
だがこの作品のすばらしいところは一人のキャラだけが可愛いのではなく、みんなが可愛いところ。
ていうか今回はあずにゃん大勝利ですわ。あずにゃんぺろぺろ。
そしてイラストも非常にGJ。挿絵のクオリティは相変わらずの最高レベルで、今回はエミの(検閲により削除)なシーンもバッチリ。

物語も着地点を探り始めたようで、陽人の八方美人なところが後に大きな遺恨を残すという忠告を残して笑わない猫は消えていく。
確かにハーレム野郎陽人は今の状態を今後も続けていくことはほぼ不可能でしょうね。
ですが、最近「月子の失った表情を戻す」という当初の目的を忘れてませんか?
まあ表情が戻ったら月子と一緒にいる理由がなくなってしまうので月子としてもすぐにというわけにはいかないでしょうが…。
あと、月子と梓ってあんなに仲悪かったっけ?表面上では仲がよかったという感じの描写だったけどこの二人は普通に仲がいいと思っていたので今回のストーリー展開にはちょっとびっくり。
まあ今後は恋のライバルとして真正面からしのぎを削っていくことになるだろう。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 10
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 10
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 10

.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 10
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 10
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 10

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

11月の新刊 下

11月下半期の新刊情報です。

New!は新シリーズ
☆は購入確定
○は購入検討


ガガガ文庫 19日発売
キルぐみ 2巻
人生 6巻
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 8巻
憂鬱なヴィランス 4巻
New! 殺戮のマトリクスエイジ ×
New! セブンホールズの魔女 ▽


一迅社文庫 20日発売
ヒーローから転職した俺の使い魔な生活 2巻
剣刻の銀乙女 5巻
New! 引きこもりたちに俺の青春が翻弄されている ×
New! 強気な姫騎士のしつけ方 ×
New! 白河氷翠のひめごと ×


富士見ファンタジア文庫 20日発売
銀の十字架とドラキュリア 5巻
空戦魔導士候補生の教官 2巻
剣帝の女難創世記 2巻
冴えない彼女の育て方 5巻 ☆
さまよう神姫の剣使徒 2巻
勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。 8巻
RPG W(・∀・)RLD 15巻
New! 黙示録アリス ×
New! 六人のイヴと神殺しの使徒 ▽


スーパーダッシュ文庫 22日発売
ベン・トー 11巻
8番目のカフェテリアガール 2巻
影≒光 
New! 付喪神は青春をもてなさんと欲す


MF文庫J 25日発売
アブソリュート・デュオ 4巻 ☆
カレントテイル 3巻
朽ちた神への聖謡譚 3巻
小悪魔ティーリと救世主!? 5巻 ☆
椎名町先輩の安全日 2巻
星刻の竜騎士 14巻
精霊使いの剣舞 12巻 ☆
そして不滅の神域封剣 2巻
ノーゲーム・ノーライフ 5巻
化魂ムジナリズム 2巻
忘却の軍神と装甲戦機 4巻
瑠璃色にボケた日常 4巻
New! ストライプ・ザ・パンツァー ×
New! 猫耳天使と恋するリンゴ ▽
New! MONSTER DAYS ▽


オーバーラップ文庫 25日発売
烈風の魔札使と召喚戦争 2巻
灰と幻想のグリムガル 2巻
あんさんぶるガールズ! 下巻
New! あやかしちぇんじ! ×
New! 僕と彼女とカノジョとかのじょ ×


ファミ通文庫 30日発売
バカとテストと召喚獣 12巻
リーディング・ブラッド 3巻
アリストクライシ 2巻
呪われ雷姫 2巻
シュヴァルツェスマーケン 6巻
New! 艦隊これくしょん -
New! 見習い神官レベル1 ×
New! 翠星のガルガンディア -


購入確定は冴えない彼女、アブソリュート、ティーリ、剣舞の4冊。
だけどティーリと剣舞はそろそろ切り候補に入ってきてます。
新シリーズはどれも冷えっ冷えで購入する気が起きない。

11月下半期の注目作
猫耳天使と恋するリンゴ(MF文庫J)

どれも似たような新作が並ぶ中でこれだけは異彩を放っている。
あらすじから癒しが感じ取れる。

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この素晴らしい世界に祝福を! レビュー

この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま/暁なつめ

この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま/暁なつめ


角川スニーカー文庫より10月の新刊「この素晴らしい世界に祝福を!」のレビューです。

基本情報
この素晴らしい世界に祝福を!
作者 暁なつめ
イラスト 三嶋くろね
ジャンル ファンタジー、コメディ


あらすじ
ゲームを愛する引き籠もり少年・佐藤和真の人生は、あっけなく幕を閉じた…はずだったが、目を覚ますと目の前に女神と名乗る美少女が。

「異世界に行かない?一つだけ好きな物を持っていっていいわよ」
「じゃあ、あんたで」

ここから異世界に転生したカズマの大冒険が始まる…と思いきや、衣食住を得るための労働が始まる!
平穏に暮らしたいカズマだが、女神が次々に問題を起こし、ついには魔王軍に目をつけられ!?


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5


感想
交通事故で死んだ主人公が異世界に転送されて勇者になるファンタジー系コメディ。
以前「姉ちゃんは中二病(☆6.5)」でネット発作品について悪印象を抱いたわけですが、それでも評判がいい作品には食いついてしまうのが読書家としての魂なんですよ。
実際に読んでみると、姉ちゃんは~と比較しても文章としてちゃんと読めるだけでなく、「ああ、確かにこれは売れ筋に上がるのはわかるなあ」と感じさせる文体であった。
おそらくドはまりする人も多いのではないだろうか。

ただ、個人的にはちょっとギャグのノリが合わなかったなあという感じだった。
全体的に配慮がなってないというか、相手を小馬鹿にしないと始まらないネタが多く見受けられる。
ギャグのパターンとして相手を貶すことから始まるというものはある。
だけどそういうノリばかりでちょっと食傷。
心理的考察も薄いネタが見受けられる。主人公の死因が明かされるシーンとかが典型例。
ネットスラングもかなり多用しているけど、それも若干うざいと感じられた。

世界観はまんまゲームを意識しており、スキルポイントやレベル、金銭授受などのシステムが成立している。
だけど、世界観が作者の中で固まっていないのか、これらの数値のバランス構築がだいぶ適当で、その場のノリでなんとなーく決定されているような雰囲気が感じられた。
こういうゲーム的世界観で数値を扱うときってただストーリーに合わせて大胆な数値を出しておけばいいってわけじゃないんだよね。
そこらへんをしっかりしないと世界観の崩壊を生む。
まあ「放課後バトルフィールド(☆6.5)」なんかと比較すればだいぶいいので、さらに深められれば解消されるだろう。

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

百錬の覇王と誓約の戦乙女 2 感想

百錬の覇王と聖約の戦乙女(ヴァルキュリア) 2/鷹山誠一

百錬の覇王と聖約の戦乙女(ヴァルキュリア) 2/鷹山誠一


HJ文庫より「百錬の覇王と誓約の戦乙女 2」の感想です。

基本情報
百錬の覇王と誓約の戦乙女
作者 鷹山誠一
イラスト ゆきさん
ジャンル ファンタジー、戦記モノ


あらすじ
《蹄》の宗主ユングヴィを打ち破ったことで大陸中に衝撃を与えた勇斗。
リネーアから結婚の申し込みをされるが、現代に残してきた美月を想い困惑を隠せない。
そんな折、《雷》の若き宗主"虎心王"ステインソールが祝勝式典に突如現れ、勇斗と一触即発の状況に。
再び戦の気配が迫る中、弟国《爪》の双子の姫君まで妻にしてくれと押しかけてきて……!?


感想
異世界に飛ばされた主人公がオーバーテクノロジーで戦乱を生き抜く戦記物ファンタジーの2巻。
1巻では苦言を呈しながらも作品としての魅力の片りんは見せていたこの作品。
読みづらさの原因となっていた傍点の多さと主人公の自嘲癖、この2点が改善されたことで非常に読みやすくなっており、作品への没入感がより大きくなった。
前作「オレと彼女の絶対領域(☆10+)」でもそうだが、鷹山先生は読者が指摘した悪い点をしっかり反映し、良い作品へと改善していけるところが素晴らしい。
プロがネットを利用することは炎上というリスクを避けられないが、使い方を間違えなければこのようなメリットがあるといういい例だろう。

今回の内容は前回破った国の女の子から求婚され、さらに別の双子姉妹からも求婚され、一方では特殊能力を二つ持つ戦闘狂との一戦がはじまるというものである。
1巻に登場した二人のキャラが個人的に微妙であったことからもこのキャラ追加は非常にうれしい。
なにより前作でも見せてくれた恋のバトル、やきもき感を今回も遺憾なく発揮しており、ラブコメとして読んでいても面白い。
そして登場人物の心理を破綻することなく描いてくれるからキャラに厚みが感じられる。
「誰誰はAだと思った、だからこうした」このつながりをきっちり書ける作者は結構少ない。
主人公もちゃんと言うべき場面で言えるというのも大きいだろう。
前作でトラウマ(心理的外傷)というテーマをストーリーにきっちり落とし込んだ作者の手腕がここでも発揮されている。

戦記モノとしては今までオーバーテクノロジーで大楽勝を続けてきた主人公が、異能持ちの圧倒的なパワーに苦戦するという、ある意味王道的な展開。
策を練ってもバカみたいなパワーで押し切られるという展開、それでも知恵を絞り最後には勝つという展開はありきたりだが熱い。
主人公と敵キャラだけでなく、その周りの兵の対比も描けているのが世界観形成という面で非常に機能している。
敵キャラもただの嫌なやつではなく、絶対的なエースだからこそ覇道を行く様子がきっちり描けている。
その他登場する男キャラも魅力であり、いい男キャラを描ける作品にハズレはないの法則からみても今後の期待が高まる。
次の巻はどうやら過去編なので、主人公が異世界へ来てからのし上がっていく様子が描写されるのだろう。首を長くして待っている。



評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

女子には誰にも言えない秘密があるんです! レビュー

女子には誰にも言えない秘密があるんです!/山本充実

女子には誰にも言えない秘密があるんです!/山本充実


講談社ラノベ文庫より11月の新刊「女子には誰にも言えない秘密があるんです!」のレビューです。

基本情報
女子には誰にも言えない秘密があるんです!
作者 山本充実
イラスト かわいまりあ
ジャンル 学園、ドタバタラブコメ


あらすじ
容姿端麗、スタイル抜群、文武両道の完璧お嬢様―清流院タルト。
それに引き替え俺は、顔も成績も運動も平均的な―まあ要するにただの平凡な男だ。
だがある日の放課後、俺はふとしたきっかけで、タルトの秘密を知ってしまう。
本当の彼女は、学校でのイメージとは正反対の、格闘技好きな(かつ、パッド入りの偽乳の)ちょっと変わった女の子だったのだ!
そして、普通になりたいタルトと、脱平凡を目指す俺は、パートナーとして一緒にがんばることになる。
手始めは、タルトいわく本物のお嬢様である、タルトの双子の姉・シュクレの生活スタイルの調査。
だが、彼女は彼女で、とある秘密を抱えていて…!?
第2回講談社ラノベチャレンジカップ新人賞“大賞”受賞の学園秘密ラブコメ開幕!


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆ 7
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆ 7



感想
講談社ラノベチャレンジカップ対象受賞作品。
何の変哲もない主人公が、美少女姉妹の秘密を知ってしまう秘密握っちゃった系の学園ドタバタラブコメ。

新人作家には言い方が厳しいかもしれないが、ちょっとこの作品は普通レベルに達しているとは到底言えない。
秘密握っちゃった系作品の一番おいしいところ、描いてほしいシーンというのは主人公が日常から非日常へ切り替わる瞬間。
つまり女の子の秘密を知っちゃった、もしくは女の子に秘密を握られちゃったまさにそのシーン。
そこにたどり着くまでに主人公がいかに平凡であるかを描写し、恥ずかしい秘密の共有が起きることで日常の何気ないシーンが「いつ秘密がバレるかわからないドキドキ」に変わっていく、その転換。
それがこの作品ではキャラクターのバックボーンも薄く、始まってたったの30ページで秘密の共有まで終わってしまうから読者心理として全然盛りあがれない。
しかも秘密の内容もぶっちゃけその程度?レベルのもので、話が狭い世界で完結してしまっているパターン。
もう一人のヒロイン(姉)のほうは変態であるという秘密を暴露するが、その暴露シーンも物語の流れとして正直かなーり怪しい。
もっとヒロインの羞恥心を煽りながら、隠喩していって最後にデーンと暴露すればいいのに、いきなり「あなたも変態なんですね、私は変態です」では面白みに欠ける。

その後のあらゆるイベントも全体的に描写不足で、駆け足でイベントをこなしているだけにしか見えない。
ドタバタラブコメはイベントをこなすだけじゃダメなのよ。
ワンシーンをもっと味わい深く、ネタとネタの相互作用で爆笑をもたらすようでないとダメ。
場面転換が多く、しかも場面ごとのキャラクターが非常にブレているため、キャラ的魅力もあまり感じ取れなかった。
一部でエロくていいという感想も見受けられるが、ぶっちゃけこの程度のエロシーンは今のラノベではありきたりなのでそっち方面で突き抜けているかと言えばそうでもなく、メインシナリオもいいところがなかった。
このレベルの作品が大賞を受賞してしまうチャレンジカップのレベルそのものを疑ってしまう。

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

ゾディアック・ウィッチーズ 2 感想

ゾディアック・ウィッチーズ 十二星座の魔女 2/朱門優

ゾディアック・ウィッチーズ 十二星座の魔女 2/朱門優


10日ほど更新が空いてしまいました。
富士見ファンタジア文庫より「ゾディアック・ウィッチーズ 2」の感想です。


基本情報
ゾディアック・ウィッチーズ
作者 朱門優
イラスト ななかまい
ジャンル 学園、ファンタジー、バトル、ドタバタラブコメ
既刊2巻続刊


あらすじ
星座の頂点に立つ十二星座の“射手座”に選ばれた魔女・ユキハとそのぐーたら使い魔・キミオ。
ユキハの姉の仇である旧家に所属する“牡羊座”の魔女・焔悠里の罠を突破し、彼女を味方につけたユキハ。
彼女の前に、十二星座最強と謳われる魔女が姿を現す!
“獅子座”の魔女・為槌いまり。使い魔を持たず、ただただ己の拳のみで旧家を守護しているという百獣の王。
だが、彼女の狙いは、なぜかキミオで…?

「―上官は、オマエをずっと捜していたのだ」
星の輝きを力に変える魔女たちの学園魔術バトル、激突!


感想
星座に選ばれた女の子たちが戦うファンタジーバトルコメディの2巻。
1巻の評価は☆7.5だったが、イラストがいいのと他に買うシリーズもなかったので購入。
しかしこれ、2巻になっても一向に面白くなりそうな気配を見せないどころか、もう話の内容に興味が持てなくなってしまった。

その原因はいくつかあるが、その中でも一番は話のスケールの小ささだろう。
星座から力を得てバトルってふれこみは非常に面白そうな雰囲気を漂わせる。
しかしそれでやっていることと言えば狭い世界の中でのお家騒動、ただの権力争い。
そこに話が落ちてきてしまっている時点でただの茶番にしか見えない。
これから先、強い敵が出てきてもそれは全部一族のケンカで話が片付いてしまう。
GA文庫の「踊る星降るレネシクル(☆6.5)」と似たようなパターンで興味を失ってしまった。

1巻はよくわからない伏線をバラ撒き、思わせぶりなセリフを吐きまくり、バトルはこんなこともあろうかと展開で、2巻でそれがちゃんと回収されているのかなーと思ったら2巻でも同じことの繰り返しだった。
伏線をばらまくのはいいけどちゃんと回収しないと「俺ってすげー作品を書いているぜ」と作者が思っていても読者には丸っきり伝わってこない。
そしてこのお家騒動バトルを描くことで作者は本当は何をしたいのかがまったく伝わってこない。
俺TUEEバトルにしても、女の子たちのキャッキャウフフにしても、悲壮感あふれるバトルにしても。
どれも中途半端で、どれもいまいちな出来。
続きはもう購入しないだろうな。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆ 7
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆ 7

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

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