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オトメな文具。 3 感想

オトメな文具。 終焉と未来/淺沼広太

オトメな文具。 終焉と未来/淺沼広太


ファミ通文庫より「オトメな文具。 3」の感想です。

基本情報
オトメな文具。
作者 淺沼広太
イラスト なつきしゅり
ジャンル 学園、異能、ドタバタラブコメ
既刊3巻完結


あらすじ
かおりさんは本当に創治の事が好きみたい。
大樹祭の間も部屋に来たり、ミスコンに出たりして、かなり積極的。
創治もいろんな娘にフラフラ声かけてないで、いっそかおりさんと幸せになっちゃえば?
だからもう私の事が好きとか言わないでよ!私達はいつか記憶を失くす運命なんだから…。
そんな創治を巡る想いが交錯する祭の裏で、宿敵の謎が明かされ、私達は絶望的な現実と向き合う事に―!
創治の愛が文具のピンチを救う!?妄想ラブコメ完結編。


感想
文房具な女の子たちと学校に巣食う怪物を倒すドタバタラブコメ、完結編。
前半は学園祭回ということで学園ラブコメの例にもれず、ヒロインたちととっかえひっかえ学園祭を楽しむ主人公。
なんだかんだで学園祭を楽しんじゃってる強子がかわいい。
しかし、主人公は強子一筋なんだなあ。
普段、いろんな女の子にセクハラ発言&行動をするけど、それはそれ、これはこれでけじめはつけているというのは悪くない。
なよなよハーレム主人公よりはよほど好感が持てる。

後半はラスボスとの対決。
これまでの敵とは違い、圧倒的な力を見せるラスボスに対して主人公が取った作戦は…。
ラスボスに対してリペアしちゃったよ(笑)
最後までこの作品らしいくっだらないバトルだった。
こういうのは「生徒会ばーさす!(☆10+)」の番棚先生とよく似ている。
また、ラスボスに行くまでに主人公だけではなく、女の子たちの葛藤シーンがあり、ラストへ向かう雰囲気をほどよく盛り上げている。

ラスボスを倒し、文房具な女の子たちは人間になるもの、道具になるものと別れたが、最終的にレギュラーメンバーは人間になることが明示され、最後は数年後のシーンで終わる。
主人公と強子が結ばれているわけだが、せっかくだからその甘いラブシーンを描いてほしかったなあというのが本音。
容量的な問題とはいえ、せっかくツンな女の子がデレたんだから、それがないともったいないじゃない。

たった3冊と非常に駆け足でこのシリーズを読み終わったのだが、キャラクター、とくに女の子が素晴らしいところ、そして主人公も軟派でありながら芯はがっちりしているところがあり、また作者の持ち味であるマニアックな変態性が光っていた、ドタバタラブコメの良作だった。
イラストも最初はちょっと不安だったが2巻以降でとても上達しており、素晴らしい出来。
さすがに3巻完結の作品を殿堂入りというわけにはいかないが、個人的には傑作と評価している。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 10
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5

.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 10
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
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テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

1月の新刊 上

1月上半期の新刊情報です。

New!は新シリーズ
☆は購入確定
○は購入検討


講談社ラノベ文庫 12月27日発売
銃皇無尽のファフニール 3巻
巡ル結魂者 2巻
I.R.I.S 2巻
エンゲージ 2巻
アークⅨ 2巻


HJ文庫 12月28日発売
姉ちゃんは中二病 2巻
俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!? 10巻
ネームレス・リベリオン 2巻
高1ですが城主はじめました 2巻
New! 量子魔術の王権魔導 ×


角川スニーカー文庫 1日発売
RDG 5巻
俺の教室にハルヒはいない 2巻
彼女たちのメシがマズい100の理由 5巻
ロードス島戦記 4巻
ロードス島戦記 5巻
ミスマルカ興国物語 11巻


ぽにきゃんBOOKS 
New! 俺と彼女の週間戦争 ×
New! キャノン・フィストはひとりぼっち ▽
New! パガニーニ ×
ワルキューレロマンツェ 2巻


このライトノベルがすごい!文庫 10日発売
オレを二つ名で呼ばないで! 5巻
New! 東京スピリット・イェーガー ×
New! 恋愛負け組の僕に、Hなメイドが届きました。 ▽


電撃文庫 10日発売
新約 とある魔術の禁書目録 9巻
デュラララ!! 13巻
魔王なあの娘と村人A 7巻
魔女は月出づるところに眠る 中巻
ロストウィッチ・ブライトマジカル 2巻
祓魔学園の背教者 2巻
漆黒のエインヘリアル 2巻
女の子は優しくて可愛いものだと考えていた時期が俺にもありました 2巻
New! 男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 ▽
New! 城ヶ崎奈央と電撃文庫作家になるための10のメソッド -
New! しんでしまうとはなさけない! ×
New! D9 ▽
New! 白銀のソードブレイカー ▽
New! 非公認魔法少女戦線 ほのかクリティカル ▽


GA文庫 15日発売
のうりん 8巻
落第騎士の英雄譚 2巻
ヴァルキリーワークス 3巻
マネー&ウィズダム 2巻
Let's パーティー! 2巻
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝
New! その設定をやめなさい! ×


なんと購入予定なし!寒ゥイ!
特に惹かれる新作もなく、12月はなんだかんだで新作、中古とたくさん購入したので1月上半期は積み本を解消することに専念するとしますか。

1月上半期の注目作
なし

これといってピンとくる作品はないですね。
しいて挙げるなら白銀のソードブレイカーあたり?

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オトメな文具。 2 感想

オトメな文具。 二重 想/淺沼広太

オトメな文具。 二重 想/淺沼広太


ファミ通文庫より「オトメな文具。 2」の感想です。

基本情報
作者 淺沼広太
イラスト なつきしゅり
ジャンル 学園、ドタバタラブコメ、異能
既刊3巻完結


あらすじ
エッチだけど頼もしい創治くん、強くてカッコイイ強子お姉ちゃん。
人間と鉛筆で種は違うけどお似合いな二人だし、お姉ちゃんに幸せになってほしい!!
だからわたしは勉強会を開いたりケーキを作ったり、二人の恋を応援中です!
でもなぜか胸の奥がチクッて痛むんです…あれれ?
そんな頃現れたアンチクリエイトには忘れたいほど見覚えがありました。
まさか「あれ」が原因で生まれたの!?
ピュアな鉛筆姉妹の想いがはじける妄想ラブコメ第2弾。


感想
文房具な女の子が学園に巣食う怪物を倒すドタバタラブコメの2巻。
今回のメインは優子ちゃん!!!
姉である強子と主人公をくっつけようと画策する優子ちゃん、でも心の片隅では主人公に心ひかれている自分がいて、主人公の幼馴染が本格参戦もしてきて…。
うん、実にすばらしい。
他の女の子(ましてや姉妹)の恋愛の応援をしていたら、実は自分が惹かれていた、というのは非常にベタだが王道な展開。
それがおっとりで自己犠牲心の強い優子ちゃんにぴったり。
ケーキを作って主人公の気を惹こうとする優子ちゃんがそのケーキで怪物を作ってしまい、ラストシーンで心情が暴露されたシーンは優子ちゃんも「ああああ!」ってなったけど、こっちも「ああああ!」ってなった。
話がラブコメに傾いてから俄然面白くなってきた。
炭谷姉妹をはじめとした人間でないグループが、人間であるヒロインにやきもちを焼いたり、自分たちの記憶が失われてしまうことによって物語に影を落としたり、そういう心情描写も光っている。
キャラクターが素晴らしいだけにあと1冊で終わるのはもったいない気がする。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9

.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9

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冒険者養成学校D組の挑戦 レビュー

冒険者養成学校D組の挑戦 (富士見ファンタジア文庫)/柊晴空/著(文庫)

冒険者養成学校D組の挑戦 (富士見ファンタジア文庫)/柊晴空/著(文庫)


富士見ファンタジア文庫より12月の新刊「冒険者養成学校D組の挑戦」のレビューです。

基本情報
冒険者養成学校D組の挑戦
作者 柊晴空
イラスト 桜沢いずみ
ジャンル ファンタジー、学園、ドタバタラブコメ


あらすじ
学生たちが日々鍛練に励む冒険者養成学校“ジクムント”。
最弱のD組でハンターを目指す少年・楓は、今日も地味な採集課題に勤しんでいた。
ある日、D組生徒の住居(ダンボールハウス)区画で、A組のエリート少女・リオンを中心とした喧嘩が勃発。
なんやかんやでリオンもD組に入ることになり…?

「今日から私が楓のパートナーよ。嬉しいでしょう?」
「遠慮します」
「ぶっとばすわよ」

最弱ハンターたちがモンスターを狩って狩って狩りまくる!?ドタバタパーティが織りなす下克上コメディ!


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5


感想
冒険者を育成する学校の最底辺クラスに所属する主人公たちが繰り広げるドタバタラブコメ。
帯もそうだが、中身もモンハンを意識しているような世界観。
さすがにもうちょっとオリジナリティを出そうぜ、と思わずにはいられない。

まあそんなモンハンライクな世界で主人公たちは難題…とはとてもいえないクエストをこなしていくわけだが、コメディパートはそれなりに面白い。
読書メーターのほうで他の方が「バカテスのようなノリ」と評価しているが、まさにそんな感じの軽いノリが続く。
全員がボケで全員が突っ込み。
しょっぱなからキャラクターが多く出てくるが、その使い分けはある程度出来ている。
誰が喋っているのか若干わかりづらいシーンがあるのは辛いが許容範囲だろう。

そんな感じで世界観はトレースっぽさが否めないが終盤まではそのノリで結構楽しく読めていた。
いた、のだが、最後の最後で唐突に俺TUEEを始めてしまった。
え、なんで?と困惑してしまった。と同時に「うわぁ~…」とつい声が出てしまった。
コミカルな主人公で、生態学を極めたいみたいなことを言っていたのだから、そこはパワーでちぎるのではなく、知恵を振り絞ってほしかった。
こういう展開になると今後も強い敵にリミッター解除するっていう展開が続くから、もう話に興味が持てないんだよね。
なんでこう、富士見ファンタジア文庫の作品って物足りない作品が多いのだろうか。
編集がいけないのかもしれない。

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

オトメな文具。 1 感想

オトメな文具。 初・修復/淺沼広太

オトメな文具。 初・修復/淺沼広太


ファミ通文庫より「オトメな文具。 1」の感想です。

オトメな文具。
作者 淺沼広太
イラスト なつきしゅり
ジャンル 学園、異能、ドタバタラブコメ
既刊3巻完結


あらすじ
憧れのスクールラブをエンジョイするため、美少女が多いと噂の陵葉高校にやってきた俺。
さっそく強気美少女・強子ちゃんにひと目ぼれして大興奮!
でもこの学校、なんか怪しいな?巨大消しゴムは飛んでくるし、女の子がマッチョな怪人と闘ってるし。
実は強子ちゃん達は学園を守るために闘う文具・アニマテリアルズ!そして俺は彼女達を修理する素質を持つ者・リペアラー…ってことは触りまくりッ!?
ピュアな文具と戯れムフフな妄想ラブコメ発進。


感想
文房具な女の子が学園に巣食う怪人を倒すドタバタラブコメ。
何かが人間の姿になって戦う系の話はもうありきたりすぎるし、主人公の変態的な発言はちょっとどころじゃなく滑っている部分が多くて目が滑る。
ストーリーのほうも目を見張る展開は見受けられず、よくも悪くも普通。

しかしこの作品は自分の好みのキャラクターのツボを見事に突いた、ジャストミートな作品だった。
ツンツンしている強子におっとりでしっかり者の優子、サブキャラではロリデコ。
このツン系姉+しっかり系妹という配役はまさに黄金比。
こういう時、自分は妹キャラのほうが気にいる傾向にあります。
「GJ部(☆10+)」の天使恵ちゃんだったり、「明日から俺らがやってきた(☆8)」の高瀬優ちゃんだったり。
ぽわぽわしている妹キャラっていいですよね。

また、この作者の別作品である「俺は彼女の犬になる!(☆8)」のような、マニアックなエロシーンというのも作者の特徴だろう。
ただパンツに突っ込む、裸を見せるのではなく、作者の書きたいエロが伝わってくる。

これまでのレビュー記事でオススメ度7.5の評価だった作品群は、ストーリーが平凡かつ他に突出した点が見当たらなかった。
しかしこの作品はストーリー自体は平凡だったのだが、自分のストライクゾーンど真ん中のキャラクターをかわいく描けていたということで大幅なプラスとなった。
なんだかんだでライトノベルはキャラクタービジネスという側面が強い。
キャラクターがよければ多少のマイナス面は目をつぶって読むことができる。
今後読む作品も、何かいい面があれば積極的に評価していきたい。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

のんのんびより 感想

のんのんびより 1/あっと

のんのんびより 1/あっと


メディアファクトリーより「のんのんびより」の感想です。

基本情報
のんのんびより
作者 あっと
ジャンル 日常


あらすじ
田舎にある学校「旭丘分校」には、中高合わせて生徒は5人のみ。
みんな家の鍵は閉めないし、たぬきはよく出るし……どこか不便だけど、でも何だかんだで気ままに過ごしている。

『こあくまメレンゲ』のあっと先生が描く、ド田舎の学校に通う少女たちのまったりライフ。
待望の第1巻登場です!


感想
現在アニメが放映されている、田舎で生活する少女たちの日常系作品。
自分はこのアニメを見ているわけではありませんが、いろいろな二次創作を目にする機会が多く、原作を知っておく必要があるかなと思ったのと、表紙の女の子がかわいかったので購入。
中身のほうは…普通に想定していたレベルの日常系でした。
ロリコンじゃないけど表紙を見て一番かわいいと思ってたれんげが登場するシーンはどれも非常に独特のセンスがあるネタで結構面白かった。
「具」とか「お塩」とか、ネーミングセンスがいい。あとにゃんぱすーをはじめとした語尾がいい。
栗みたいな口とジト目もたまらない。
それ以外のキャラは…特に見どころはなかったかな。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆ 7
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8

テーマ : マンガ - ジャンル : 本・雑誌

精霊使いの剣舞 12 感想

精霊使いの剣舞(ブレイドダンス) 12/志瑞祐

精霊使いの剣舞(ブレイドダンス) 12/志瑞祐


MF文庫Jより「精霊使いの剣舞 12」の感想です。

基本情報
精霊使いの剣舞
作者 志瑞祐
イラスト 桜はんぺん
ジャンル 学園、バトル、ファンタジー、ドタバタラブコメ
既刊12巻続刊


あらすじ
〈精霊剣舞祭〉閉幕から一週間。
〈精霊王〉の祭殿で起きたあの出来事以来、ずっと意識を失っていたカミトが目を覚ました。
安堵して泣きだすクレア。しかしそんな彼女に向かってカミトは残酷な言葉を口にする――「おまえは誰だ?」と。
そう、カミトはレスティアにまつわるすべての記憶を失っていた。
学院のこと、チームメイトの少女たちのこと、そして記憶と共に封印された剣精霊のことも――。
忘却の中で過ごす穏やかな学院生活。だが〈魔王〉を巡る運命はそれを許しはしない。
一年に一度の学園祭を前にして、記憶と剣を封じられたカミトに敵の魔手が迫っていた――。
無敵のエレメンタル・ファンタジー第12弾――堂々の新章開幕!


感想
精霊バトルファンタジーの12巻。
前巻で大目標であったブレイドダンスが終わり、新章突入、と同時にカミトが記憶と精霊を失うというところからスタート。
前巻でだいぶ吹いた割にはなんか話がゆるいなあと思ったり。
そしてここで学園祭回を迎えるのだがちっとも学園祭らしいイベントは発生せず。
そもそも、この作品のいいところってキャラとのやりとりなんだけど、レスティアとエスト抜きで学園祭回を持ってくるという時点で作品のよさが全然活きてこない。
彼女たちが再登場する終盤まではキャラものとしてもそれほど面白くなく、もともとこの作品のバトル描写は添えるだけなので、この巻単独でみるとちょっと評価を落とさざるを得ない。
結局カミトの記憶喪失→復活の流れも、そこまで面白かったか?と疑問を抱くほどあっさりとした流れで、この作品らしいといえばこの作品らしいのだが、やっぱり物足りない。
詰まるところを言えば、12巻も全力でこの作品らしかったのだが、キーパーツがなかったために面白さに陰りがみえた、といったところだろう。
次巻ではエストが絡んできていつもどおりのコメディをやってくれるだろうし、レスティアは普通の少女として復活しそうな気配はあるので、まだ切らずに続編を購入する予定ではある。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5

.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

ゴミ箱から失礼いたします 2 感想

ゴミ箱から失礼いたします 2

ゴミ箱から失礼いたします 2


MF文庫Jより「ゴミ箱から失礼いたします 2」の感想です。

基本情報
ゴミ箱から失礼いたします
作者 岩波零
イラスト 異識
ジャンル 学園、ドタバタラブコメ
既刊4巻完結


あらすじ
僕の名前は小山萌太。ごく普通の高校二年生だった。
ゴミ箱の中に入っていないとゴミ箱になってしまうという「妖怪ゴミ箱男」になってしまうまでは。
でも、そんな状況も仲間たちと乗り越え、僕は人間に戻ることができた。
ごく当たり前の生活ができるってすばらしい、そう思っていたけれど―ある朝起きたら身体がゴミ箱になってる!!
解決したと思っていたのにいったいどうして!?とあわてていたら、生徒会長である赤星沙紀さんから連絡がきた。
僕がまた妖怪になった原因を知っているようだが―。


感想
妖怪ゴミ箱男になってしまい、抜けだせなくなってしまった主人公の怪奇系ドタバタラブコメ。
やっぱりこの作者はエンジンがかかってくると面白いな。
「そんな遊びはいけません!(☆8)」もそうだったが、ネタの切れ味というか、理不尽さというか、そういうセンスのよさっていうのはデビュー作品であるこの作品からも十分に感じられる。
他の作者でいえば「ひきこもりパンデモニウム(☆8)」「社会的には死んでも君を!(☆8)」の壱日千次あたりが、この理不尽なギャグという表現に当てはまるだろう。
すごく馬鹿なことを大真面目にやり、笑わせる。
このバランス感覚は天性によるものだろう。

2巻ではなんだかんだでゴミ箱から脱出できた主人公が理不尽な理由でまたゴミ箱に戻り、新たな敵と戦う。
バトルシーンは特に注目することはないのだが、いちいちゴミ箱関係のリアルさを求める描写が多いのがやっぱり理不尽で笑える。
そして、この作者やっぱり裸描写が多いな。
しかも女性陣の裸だけだとよくあるMF作品にありがちな単調な展開になってしまうのだが、この作品は男性キャラもよく脱ぐ、そしてそれを笑いにつなげられている。

2巻ラストではそれはもう思いっきりラブコメに寄せてきたのだが、個人的にはこれまでのギャグ方面の話のほうが好きだったので続きを読む場合はギャグに期待したいなあ。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5

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僕と彼女のゲーム戦争 6 感想

僕と彼女のゲーム戦争 6 (電撃文庫)/師走トオル/〔著〕(文庫)

僕と彼女のゲーム戦争 6 (電撃文庫)/師走トオル/〔著〕(文庫)


電撃文庫より「僕と彼女のゲーム戦争 6」の感想です。

基本情報
僕と彼女のゲーム戦争
作者 師走トオル
イラスト 八宝備仁
ジャンル ゲーム、部活モノ


あらすじ
1泊2日のゲーム合宿である「学校対抗戦」に参加した現代遊戯部の面々。
岸嶺以外はみんな女子という状況で、初日の個人戦の日程を終了する。
その夜、岸嶺は持っていた写真を巡って、天道とぎくしゃくしてしまう。 
そして合宿2日目。チーム戦でゲームをプレイをする中、天道は昨夜のことが気になりゲームプレイに精彩を欠いてしまう。
いつもと様子の違う天道を気に掛ける杉鹿は、ゲーム中にチャットを用いて天道に話し掛け、状況を打開しようとするのだが……。


感想
ゲームの世界にトランスする主人公のゲーム系部活モノの6巻。
今回は前回に引き続きゲーム合宿ということで、女の子たちに囲まれながらゲームをプレイ。
ぷよぷよやみんゴルといった個人戦だった前巻とは違い、チーム戦なので主人公たちのチームワークのよさが活きる巻であった。

今回取り扱ったゲームは「ゴーストリコン」「シヴィライゼーション」「アサシンクリード」であったが、ゴーストリコンとアサシンクリードはいつものシューティングゲームの流れだったので特筆することはなかった。
だが、シヴィライゼーションはこのシリーズ初めての戦略シミュレーションで、あとがきにもあったように作者のお気に入りのゲームでもあったため、熱の入りようが違った。
もともと自分は外国製のボードゲームが好きで、シヴィライゼーションみたいに他人と交渉して最終的な勝ちを見出していくマルチプレイなゲームに興味があるので、このパートは非常にワクワクした。
ラスト数ターンで戦争が勃発し、優良な土地を抑えているチームを残り2チームが追いかける展開となったところからの盛り上がりがいい。
これぞ交渉型マルチゲームの醍醐味。
最後はトップのチームプレイヤーが遅延行為で逃げ切るという結末になったけど、これって別に批判されることでもないんだよねえ。
サッカーだってバスケだって最後の数分のボール回しをするし。
勝つ条件を全て把握した上で勝利に向かって最良の選択をするというのは悪くない。
もちろん仲間内の練習でそんなことをやったら空気読めになるけど、今回は各チームのメンツがかかってるからね。
主人公チームもこれから時間の駆け引きが求められるゲームに当たることもないとは言えないからいい経験になったのではないだろうか。
そういう面を含めて、主人公チームは連載当初から結構成長しているなあと感じた。

今回はゲーム面だけではなく、恋愛方面に関しても一歩踏み込んだ話となった。
「性的な対象で見ている」発言を受けた天堂が主人公を避けるようになったのに対し、相談を持ちかけられた杉鹿はドーンとアプローチ。
今回の杉鹿はすごく男前だった。
そんでもってツンデレ成分も補給できて大満足。
今まで天堂派だったけどこれは傾かざるを得ない。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9.5

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12月の新刊 下

12月下半期の新刊情報です。

New!は新シリーズ
☆は購入確定
○は購入検討


ガガガ文庫 18日発売
俺、ツインテールになります。 5巻 ☆
ケモノガリ 7巻
されど罪人は竜と踊る 13巻
女子モテな妹と受難な俺 8巻
とある飛行士への誓約 4巻


一迅社文庫 20日発売
真剣で私に恋しなさいっ!S 6巻
銀閃の戦乙女と封門の姫 5巻
New! 政宗くんのリベンジ ▽ ○
New! ウは宇宙ヤバイのウ! ▽ ○
New! ファナティック・ブレイクスルー ×


富士見ファンタジア文庫 20日発売
デート・ア・ライブ 9巻
グランクレスト戦記 2巻
再生のパラダイムシフト 4巻
スカイ・ワールド 6巻
対魔導学園35試験小隊 6巻
神喰のエクスマキナ 2巻
ぼくのゆうしゃ 3巻
いつか天魔の黒ウサギ 13巻
氷結鏡界のエデン 12巻
New! コンプリート・ノービス × ○
New! 冒険者養成学校D組の挑戦 ▽ ○
New! GOD W(`・ω・′)RLD ▽


MF文庫J 25日発売
あそびにいくヨ! 18巻
永劫回帰のリリィ・マテリア 2巻
お願いだから、あと5分! 3巻 ○
お前をお兄ちゃんにしてやろうか!? 2巻
偽悪の王 3巻
剣神の継承者 7巻
神暦のアポクリファ 2巻
ただし、彼はヤンデレにさえモテません 2巻
緋弾のアリア 16巻
ミカグラ学園組曲 2巻
魔法戦争 7巻
New! 仮想領域のエリュシオン ×
New! 穢れ聖者のエク・セ・レスタ ▽ ○
New! ダイス・マカブル ▽ ○


オーバーラップ文庫 25日発売
マゾヒスティック・エクスタシー 2巻
時渡りの<紅女神騎士団> 2巻
New! きんいろカルテット! ×
New! 秋葉原ダンジョン冒険奇譚 ▽
New! 白き煌王姫と異能魔導小隊 ×


スーパーダッシュ文庫 25日発売
オトメ3原則! 6巻
New! オレのリベンジがヒロインを全員倒す!
New! 後宮楽園球場


ファミ通文庫 26日発売
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 6巻
ヒカルが地球にいたころ…… 9巻
黒鋼の魔紋修復士 8巻
魔王殺しと偽りの勇者 2巻
サイコメ 4巻
B.A.D. 12巻
モンスターハンター 3巻
New! 機関鬼神アカツキ ×
New! 聖王剣と喪われた龍姫 ×
New! アルシャードセイヴァー リプレイ -


ヒーロー文庫


購入確定はツインテールのみ。
上半期も購入確定冊数が少なかったのでここは新作に突っ込んでみてもいいかもしれない。
購入検討はMF3冊、一迅2冊、富士見F2冊。

12月下半期の注目作
ダイス・マカブル(MF文庫J)
穢れ聖者のエク・セ・レスタ(MF文庫J)

新人賞作品。
ダイスマカブルは確率のお話とあってとても興味がそそられる。ただイラストがかなり不安。
対照的にエクセレスタはイラストが非常にいいし、あらすじから感じ取れるストーリーも面白そう。

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勇者と魔王のバトルはリビングで レビュー

勇者(オレ)と魔王(カノジョ)のバトルはリビングで/緋月薙

勇者(オレ)と魔王(カノジョ)のバトルはリビングで/緋月薙


HJ文庫より12月の新刊「勇者と魔王のバトルはリビングで」のレビューです。

基本情報
勇者と魔王のバトルはリビングで
作者 緋月薙
イラスト 三嶋くろね
ジャンル 日常、甘々ラブコメ


あらすじ
普通の高校生として暮らしていた倉橋和希の自宅リビングに、魔王女と名乗る少女リアが突如として現れた。
実は和希は異世界を救った勇者の末裔で、彼女はその監視という「名目」で倉橋家に住み込むという。
クールな言動の合間に、和希に対する好意が見え隠れするリアと過ごすうち、ふたりの間には、妙にあま~い空気が。
リアの本当の目的は一体!?


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8


感想
「前略。ねこと天使と同居はじめました。(☆7.5)」の緋月薙による新作。
もちろん読者としても前作のような甘い作品を期待していたわけですが、今回も大量の砂糖をぶちまけた甘さは健在。
もう感想はこれだけで十分なくらい。

内容のほうは勇者である主人公のもとに魔王の娘であるヒロインが転がり込んでくるという話。
もちろんバトルシーンもあるにはあるが正直そこはどうでもいい。
この作品の真骨頂はバトルが終わったあと突然始まる無自覚ラブコメ空間。
このやりとりが他のラノベではまず見られないんだよなあ。
前作ではあまり面白くなかった学校パートも、適度にネットスラングなどを交えてよく仕上がっていた。
入れすぎるとさすがに食傷気味になるが、これくらいなら許容範囲か。

前作は擬人化の流れで切ったので今回はそういう話はなしにして、純粋に主人公とヒロインのいちゃいちゃを見ていられるような作品を続けて欲しい。

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

小悪魔ティーリと救世主!? 5 感想

小悪魔ティーリと救世主!? 5/衣笠彰梧

小悪魔ティーリと救世主!? 5/衣笠彰梧


MF文庫Jより「小悪魔ティーリと救世主!? 5」の感想です。

基本情報
小悪魔ティーリと救世主!?
作者 衣笠彰梧
イラスト トモセシュンサク
ジャンル ファンタジー、ドタバタラブコメ
既刊5巻続刊


あらすじ
悪魔に憑依された渚に意識を奪われた聡一郎が目を覚ますと、そこはティーリの故郷、地獄だった。
目の前に現れたのは黒髪の少女・魔将メフィスト。
聡一郎を魔将へと覚醒させ、戦うことが彼女の目的らしく……!?
一方、人間界ではエリーゼが天国への帰還を拒否していた。
精神を擦り減らし、朝も夜も聡一郎を待ち続けるエリーゼの姿にリズはかつての母親との姿を重ね合わせ、必死に説得するが口論になってしまう。
さらに、ティーリを浄化する計画が再度動きだし……!?
大人気クリエイターコンビが贈る、ちょっとエッチな居候系ラブコメ第5弾!


感想
悪魔と天使の素質を持つ不良主人公のドタバタラブコメの5巻。
うわー、めっちゃストーリーを動かしてきたな、今回。
もともとこの作品には「美鳥の日々(☆10+)」のような、不良だけど芯がしっかりしていて男気あふれる主人公を期待してた。
それがこの巻で確認できた、というだけでも個人的には収穫が大きい。
この巻では拉致された主人公が悪魔の頭とサシで話しあい、気に入られるという内容。
主人公もいいけど、悪魔のおっさんもなかなかいいキャラしてるなあ。
悪魔は悪魔なりに楽しんでいるという様子が伝わってくる。
一方で、悪魔の中には主人公を戦争勃発の口実にしようとたくらむ派閥があることを知り、自宅に住んでいる天使たちを元の世界へ帰すことを決断。
こういう作品ってなんだかんだで俺が守る!とかいってヒロインが帰らなかったりすることがあるから、そうなのかなーと思ったけど普通に帰ったよ!
これはどうなんだ…ヒロイン候補が減ったというのは作品としては寂しいが、たぶんどんでん返しが仕込んであると信じたい。
タイトルのティーリは成長してるにはしてるけど実質何もしてないし…。
物語はいよいよ終盤なのでどう落としていくか見ものだ。


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9

テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

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