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人間の分際で悩むな レビュー

人間の分際で悩むな 超能力者に放課後を捧ぐ/タカハシヨウ

人間の分際で悩むな 超能力者に放課後を捧ぐ/タカハシヨウ


MF文庫Jより2月の新刊「人間の分際で悩むな」のレビューです。

基本情報
人間の分際で悩むな
作者 タカハシヨウ
イラスト 竜宮ツカサ
ジャンル 学園、部活モノ


あらすじ
人間は空を飛べない。それは誰に習うでもなく自然に悟ること。
しかし園村祥は出会ってしまったのだ。
翼を持たない人間の分際で、空を飛ぼうとする少女に―。

「危ないから早く降りろよ!」
「大丈夫!私は普通の人間じゃないから」

校舎の三階の窓から飛び降りようとしながら彼女はそう言った。

「どうすりゃそこから降りてくれるんだよ!」
「だから信じてくれればいいのよ。私が…皐月坂かさねが超能力者だってことを!」

編入初日に絡まれた美少女は自称超能力者。さらに「世界平和」を目論む謎の団体「かさねソリューションズ」のメンバーに勧誘される祥だったが!?
予測不能のサイキック系日常コメディついに登場!


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8


感想
ボーカロイドのP「家の裏でマンボウが死んでるP」による学園部活モノ。
近年、ラノベ業界ではボーカロイドをノベルにしたいわゆる「ボカロ小説」が増えてきている。
しかしそのどれもがことごとく評判が悪く、読書前はボカロPの能力を疑っていた。

この作品は「かさねソリューションズ」という自称超能力者が集まった団体が、人々のこじれた関係を直すというものである。
冒頭から途中までは「涼宮ハルヒの憂鬱(☆8)」をほうふつさせるトラブルメーカーヒロインに振り回される主人公といった構図となっており、「またこのタイプの作品か」と思ってしまった。
しまったのだが、この作品は後半から視点がグルリと入れ替わる。
後半では主人公は主人公ではなくなり、かさね団がこれまでやってきたことが全て伏線としてストーリーに山を与える。
この構成には驚かされた。
最終的にはイイハナシダナーと言えるだけのオチも用意されており、1つの作品としての完成はしっかりされている。
どこが超能力だったのかよくわからないのと、一発ネタっぽい内容で続編には期待できないのだが、単巻で見てみるとそれなりに面白いといえる作品だった。
これまでボカロPというだけで避けてきていたが、ボカロPを見直すには十分の完成度。
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テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

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