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オタク荘の腐ってやがるお嬢様たち レビュー

オタク荘の腐ってやがるお嬢様たち/長岡マキ子

オタク荘の腐ってやがるお嬢様たち/長岡マキ子


富士見ファンタジア文庫より3月の新刊「オタク荘の腐ってやがるお嬢様たち」のレビューです。

基本情報
オタク荘の腐ってやがるお嬢様たち
作者 長岡マキ子
イラスト 森岡しじみ
ジャンル 学園、サブカル、ドタバタコメディ


あらすじ
俺こと霧島英君の通う清聖学園(一昨年まで女子高)には、小さな学生寮がある。
俺の母親が寮の管理人を務める「オーガスタ・クリスタル荘」。
通称「オタク荘」にはその名前から連想される「オタク」とは無縁の美少女たちが住んでいる。
しかも小説家だの、陸上部のエースだの、はては天才発明家だったり、本物のアイドルもいるらしい。
その中でも校内でぶっちぎりの人気を誇る生徒会長の御車響子はもちろん「オタク」であるはずもない…と思ってたさ。
あの事件が起こるまではな。
彼女の秘密を知ってしまった俺は、なぜか「オタク荘」の管理人をしながら、まったく知らない世界に飛び込むことに!?


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5


感想
お嬢様学校の寮の管理人になった主人公がオタク荘に住む女の子たちの秘密を知ってしまうオタク系ドタバタコメディ。
もうね、この手の話はすでに飽き飽きしているんですよ。
でも金髪お嬢様がメインヒロインとなれば釣られて購入してしまうのが悲しいところ。

腐女子をメインテーマに扱っているだけに作中は薄味ながらも腐女子について理解が深められるような描写はなされている。
ただしそれがストーリー構成にまで還元されているかというと疑問点が多い。
この巻では最初に出てきた金髪お嬢様の悩みを解決するのがメインストーリーとなっていくのだが、最初の同人会で不自然なほど早足でオタク荘の女子と邂逅している。
その後他の女の子たちがストーリーに絡んでくるかと言えばそうでもなく、金髪お嬢様の話が進み、そして最後に別のヒロインがとんでもないことを言うのだが…。
別のヒロインに何かさせるには彼女の心理描写が圧倒的に不足しているため唐突にしか感じられず、結果として話がブチ切れているようにとらえられる。
この巻は他のヒロインの情報はなるべく隠し、同人会場でも会わないようにして、一人のヒロインに集中したほうが物語の流れとしてスッキリしたのではないだろうか。
最後に別のヒロインが出てきたことで最初のヒロインの問題解決も余韻がなくあっさりと流されてしまった印象を感じる。
この作者の他の作品は読んでいないが、どのシリーズも割と短い巻数で終わっているため焦っているのか編集の意図が入っているのかはわからない。
でもラノベという媒体で発売する以上、1巻での終わりかたを見据えてのストーリー構成をしてほしかった。
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テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

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