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蒼井葉留の正しい日本語 レビュー

蒼井葉留の正しい日本語/竹岡葉月

蒼井葉留の正しい日本語/竹岡葉月


富士見ファンタジア文庫より5月の新刊「蒼井葉留の正しい日本語」のレビューです。

基本情報
蒼井葉留の正しい日本語
作者 竹岡葉月
イラスト タケオカミホ
ジャンル 学園、ラブコメ


あらすじ
ラノベ作家になるという夢を叶えるべく、高校進学と同時にひとり暮らしを決めた久坂縁。
彼が新居である「鳩居寮」で出会った少女・蒼井葉留は、パッと見は可憐、中身は「辞書」と「正しい日本語」を愛しすぎる変人だった。
「あのあの、久坂君。ここの、奥義“土龍天翔爆裂拳”とはどういう意味でしょうか」
書き上げたばかりの原稿を真っ赤に校正され、中二ワードの意味を真っ正面から質問され、縁のライフは削られっぱなし!
ラノベ作家(志望)と日本語少女のディクショナル・ラブコメディ、開幕です!!


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8


感想
ラノベ作家志望の主人公が、辞書フリークの文学少女と出会うラブコメ。
作者は「おおコウスケよ、えらべないとはなさけない!(☆9.5)」「政宗くんのリベンジ(☆7.5)」の竹岡葉月。
そしてイラストは「文学少女シリーズ」のタケオカミホ。
テーマがテーマなだけに読む前から文学少女を意識していた読者は少なくないだろう。

物語は高校入学と同時に寮生活を始めることになった主人公が、自分のラノベをヒロインに読まれてしまい、赤ペンで修正されるところから始まる。
赤ペン先生は文章構造などには真剣につっこむのに、いわゆる「中二病」表現にはどこか抜けたような返しをするというのがこの話のキモ。
一方、寮生に恋愛成就の依頼をされ、こちらも日本語の綺麗さを活かして解決に向かうというのが大まかな筋書き。
さすがにベテラン竹岡さんのラブコメはどちらも質が高い。
ただ、両者を個別に見ればレベルが高いのだが、どうも食い合わせが悪く軸が定まってないように見える。
ワナビの主人公と辞書フリークのメインヒロインの絡みを中心としたコメディをやりたいのか、日本語の美しさを全面にだしたラブコメをやりたいのか、ちょっと焦点が合ってないように思える。
個人的には言葉の由来やうんちくなどが楽しかったので、コメディ方面にもっと舵を切ってほしいと思った。
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