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ロクでなし魔術講師と禁忌教典 レビュー

ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) (富士見ファンタジア文庫)/羊太郎/著(文庫)

ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) (富士見ファンタジア文庫)/羊太郎/著(文庫)


富士見ファンタジア文庫より7月の新刊「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」のレビューです。

基本情報
作者 羊太郎
イラスト 三嶋くろね
ジャンル ファンタジー、学園、バトル


あらすじ
アルザーノ帝国魔術学院非常勤講師・グレン=レーダスは、自習→居眠りの常習犯。
まともに教壇に立ったと思いきや、黒板に教科書を釘で打ち付けたりと、生徒もあきれるロクでなし。そんなグレンに本気でキレた生徒、“教師泣かせ”のシスティーナ=フィーベルから決闘を申し込まれるも―結果は大差でグレンが敗北という残念な幕切れで…。
しかし、学院を襲う未曾有のテロ事件に生徒たちが巻き込まれた時、「俺の生徒に手ぇ出してんじゃねえよ」グレンの本領が発揮される!
第26回ファンタジア大賞“大賞”受賞の超破天荒新世代学園アクションファンタジー!


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9

.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5



感想
ファンタジア大賞受賞作品。
ニートな主人公が魔導学園の臨時講師になるファンタジーコメディ。
もともと購入する予定はなかったのだが、評判の高さと絵師のネームバリュー、そして書店で手にとってみたときにヒロインの一人が可愛かったことから購入。
評判はよかったのだがとにかく最初が読みづらい。
というのも個人的に嫌いなネット小説系のノリの主人公で、能力があるはずなのにやる気を出さない姿が非常にイラついた。

このまま終わっていたら評価は低かったのだが、この作品はそこからが違った。
ヒロインの真摯な姿に改心した主人公がようやくやる気を出し、本気を出してから話が一気に加速し面白くなった。
作中では現代のトレンドとなっている「一文節魔法」と古き良き「三文節魔法」のメリットとデメリットについて触れられており、主人公は三文節魔法しか使えないため高速での魔法の撃ちあいでは弱い。
しかしエネルギー効率や微調整が効くなど一文節魔法では成しえないメリットを持ち、作中のバトルではヒロインと共闘することで弱さを克服している。
もちろん主人公が突然覚醒して無双する!といった最近の糞みたいなトレンドではなく、ヒロインにも見せ場があるのが大きい。

総合的なストーリー評価はまあ普通程度に収まるのだが、イラストも含めヒロインがとにかく可愛いのがこの作品の成功ポイントの一つであろう。
ボブカットで正統派なヒロイン、ルミアちゃんが素晴らしい。
相方であるシスティーナももちろんいい。
キャラが可愛いというのは単体で、ということでももちろんなのだが、やはりキャラの魅力を引き出すのは他人との掛け合い。
主人公とルミア、主人公とシスティーナ、そしてルミアとシスティーナ。
どのやりとりにも見所があり、非常によく噛み合っている。
互いが互いの魅力を引き出しあっているといえるだろう。
久々に新人作家から注目するに値する作品が出てきた。
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