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九罰の悪魔召喚術 感想

九罰の悪魔召喚術/折口良乃

九罰の悪魔召喚術/折口良乃


電撃文庫より「九罰の悪魔召喚術」の感想です。

基本情報
九罰の悪魔召喚術
作者 折口良乃
イラスト 戌角柾
ジャンル 学園、ドタバタラブコメ、ファンタジー


あらすじ
極東で起こった『天草の乱』。
天草四郎率いるキリシタンが幕府軍を倒し、巨大なカテドラルを建設、それまでの宗教観念を根底から覆した。
その抵抗運動は『聖シロウの革命』と呼ばれ、当地はアジア最大の景教国家として栄えていった。
そんな『日本』に住む、信仰心ゼロの少年・遠野九罰は、召喚した覚えのない美少女悪魔アイムに手を焼いていた。
その様子を見た妹には微妙に嫉妬される毎日で、九罰には平穏なんて言葉は信じられなかった。

ある日。街で悪魔が事件を起こした。
九罰は、アイムの命を狙うエクソシスト・聖ルカと渋々犯人を探ることになる。ソロモン72柱の悪魔から、プロファイリングによって犯人を探るアイム。
そこで判明したのは意外な事実で…!学園ゴシックストーリー開幕。


感想
現代日本とは異なる別の日本を舞台としたファンタジー系作品。
だが、中身を読む限り別に天草うんぬんの設定じゃなくても現代日本で出来る内容だし、その設定については疑問。
そしてそれ以外の要素についても唐突に出てくるため、読んでいて出鼻をくじかれた。

出鼻をくじかれたが世界観自体は悪くなく、悪魔と人間との等価交換なんかも設定そのものは面白そう。
そう、設定は面白そうなのにその使い方、魅せ方を盛大に間違ったために物語が締まらない。
最後は主人公が死んだ後に復活してくるわけだが、代償として命を支払ったのにほぼなんのリスクもなしに復活してくるのはダメだろ。
そして復活するならもっと倫理観とかそういうのを前に出さないと。

さらに言うなら主人公が受け付けられない。
向う見ず・短気・自己犠牲野郎の3点セットで魅力を感じられなかった。
個人的に一番嫌いなタイプですよ。主人公に限らずヒロインやモブであっても。
敵との実力差を測れないのに簡単にキレて突っ込んで負けるっていうのに加え、妹を大事にしているような描写があるのに自分が命を差し出すことで妹がどうなるかを考えていない、うわべだけの自己犠牲。
ちょっと萎える。
ヒロインたちはそれなりにかわいいのだが主人公が残念なのとストーリーの魅せ方を間違ってしまったためにごく平凡な作品にとどまった。



評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
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テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

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