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アイドル≒ヴァンパイア レビュー

アイドル≒ヴァンパイア/上月司

アイドル≒ヴァンパイア/上月司


電撃文庫より7月の新刊「アイドル≒ヴァンパイア」のレビューです。

基本情報
アイドル≒ヴァンパイア
作者 上月司
イラスト アマガイタロー
ジャンル 学園、ドタバタラブコメ

あらすじ
『さあ、私の下僕になりなさい!』
突然現れたその金髪のお嬢様は、いきなり俺に噛みついた……。
北欧からやってきたというその美少女は『雪の牢獄』フロンクルーグ王国の元・王女にして、吸血姫。そして日本が誇る国民的スーパーアイドル!……になる予定の女の子。
みんなから「崇拝される」ことにより自身の『異力』が強まってより吸血姫としてランクが上がるため……ということらしいが、その振る舞いを見ていると、ただ単にアイドルが好きだからとしか思えず……。
"闇の存在"がスポットライトを目指す!?金髪吸血姫さん、アイドルはじめました!


評価
.キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
  イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 9
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆★ 6.5
.ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5
..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆ 7



感想
「れでぃ×ばと!(☆8)」の上月司の新作。
ストーリーとしては表紙の女の子(吸血姫)がトップアイドルを目指すというもの。
金髪お嬢様、おっぱい、ヴァンパイア。うん、かわいい。
イラストも非常にクオリティが高い。

だが、肝心の中身がちょっとお粗末すぎる。
吸血鬼モノとアイドルモノの両方のおいしいどころを狙いたいはずのこの作品はどちらの方面から見ても平均点に満たしていない。
二つの要素がストーリー構成の中でほとんどリンクしておらず、要素を並べているだけで設定の妙というものが感じられない。
例えば「吸血鬼だから日光の射すステージだと力が出ないけどアイドルになりたい気持ちで乗り切る」とかそういう風なストーリーだったらおもしろかったんだけど、吸血鬼という設定を微妙な異能にしか活用できていない。
アイドルモノとしても見た目だけはいいお嬢様が異能による演出効果で乗り切っただけで、叩き上げ根性とかプロ根性とかそういうものが感じ取れない。

さらにいってしまえば、キャラクターの設定にだいぶムダが多い。
妹キャラの元アイドル設定だとか主人公の天狗設定だとか、ある1場面を描きたいがためだけにつけた設定のように見えて全体的なバランスを崩している。
そしてこれらのキャラによる掛け合いも一言目は悪くないものの二言目以降も最初と同じセリフを延々と繰り返しているだけ。新人でももうちょっとましな掛け合いが書けると思う。
キャラのビジュアルだけはかなりいいのだがそれ以外の面が全体的によくなく、駄作とまではいかないが平均点にはちょっとどころではなく届いていない、そんな作品だった。
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テーマ : ライトノベル - ジャンル : 本・雑誌

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